こんにちは、生活小物担当の星原です。私がおすすめするのは『寿命図鑑』(出版:いろは出版)です。
イラストがとてもかわいくて内容もおもしろそうだったので、当時幼稚園児だった息子に購入しました。でも息子はあまり読んでくれず、理由を尋ねると「こわい」と返事が…。小さいこどもには動物だけなく、植物やものの寿命でさえ恐いと感じることに驚きました。それからしばらくは本棚に眠っていました。(食品の賞味期限を調べるのに役立ったことはありました)。
8歳になり、歴史に興味を持ち始めた息子が昔の人の寿命や建物の寿命を調べるためにこの本を開いていました。のぞきこんで一緒に見てみると、私は江戸時代に生まれていたらもう寿命がきてしまう年齢でした。江戸時代の平均寿命は40代だったのだとか。
からだの寿命のコーナーを見ると、細胞や臓器達ががんばってくれていることがわかります。なんだか急に自分のからだが愛おしく思えてきました。機械の寿命のコーナーでは、ドライヤーは6.5年の寿命。うちのドライヤー、もう10年もがんばってくれているんやなんてことにも気がつきます。
いろいろな寿命を知ると、自分だけでなく、家族や友人、身のまわりのものたちも大切にしようと思わせてくれました。
イラストには、生きものだけでなく、食べものや虹にもみんな天使の輪がついています。ぜひ天使の輪と一緒に読んでみてくださいね。シリーズで『失敗図鑑』もあります。場所は絵本コーナー、ぜひお手に取ってご覧くださいね。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2021.10.27