こんにちは、MUJIBOOKS担当です。
突然ですが、みなさんの家の“わが家ならではの料理”ってありますか?定番メニューをちょっとアレンジしたものや名前はなくともそれぞれの家庭で愛されているわが家の家族の味。今回ご紹介する本にはそんな料理がたくさん出てきます。
『家族の味』1.540円(消費税込み)
著・平野レミ 絵・和田誠 (ポプラ社)
独創的でインパクトのあるレシピが有名な料理愛好家、平野レミさんの著書です。
子育てがきっかけで生まれたレシピや初めて台所に立った日の思い出など、タイトル通りたくさんのレシピと一緒に家族の思い出が綴られています。
私が思い浮かぶ家族の味といえば母がつくる「にらバーグ」。
ハンバーグというと合いびき肉を使うものがほとんどですが、使うのは豚ひき肉だけ。
そこにもやしとにらをたっぷり入れてしょう油だれで甘辛く味付けしたわが家の定番メニューです。
わが家で時々「にせバーグ」とも呼んでいるこの料理、元々はテレビで紹介されていたものなんだとか。それも20年以上も昔だというのですから驚きですね。
最初はレシピ通りにつくっていた母も、私たち家族の好みに合わせて味付けや量を少しずつ変えていったそうで、長い年月をかけてわが家の味になりました。
料理のおもしろいところは、同じものをつくってみてもできあがりが全く違うところ。味付けだけでなくほんの少しの工夫や好みで変わる料理は、どれも個性が溢れています。
特に家庭料理は一つひとつに家族の歴史や思い出が詰まっていて、まるでアルバムのようです。
今回ご紹介した本の他にも、珍しい食材に注目したものや今までの料理の考え方を見直す本まで、料理をするのが楽しくなるような本をたくさんあつめました。
場所はOpen MUJIのこの黒板が目印です。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2021.06.09