たくさんつくられ、たくさん捨てられる。
これは、本の話です。
日々、世の中ではたくさんの本がつくられていますが、同じくらいたくさんの本が古紙回収へとまわっている現状はあまり知られていません。
MUJIBOOKSは古本の売買を行うバリューブックスの「本としてつくられたものを本として読んでもらいたい」という想いに共感し、『古紙になるはずだった本』という取組みとして、販売を行っています。
古紙回収にまわる直前だった本たちですが、その価値は古びることはありません。誰かの読んだ本が、また新たに誰かの血となり肉となることを願っています。
読んで美味しい文庫本も多数あります。
『小林カツ代のもっともっと話したい料理のコツ』は、100円の古書ながら、なんと108ものレシピ付き。“お得”としか言いようがない本です。
「食べられるものを捨てないで」という章では、セロリの葉やフキの葉などを使ったレシピも紹介されています。大阪育ちの私には“ずいき”は馴染みある食材ですが、里芋の茎だったんですね。ずいきのお浸し、好物なのに知らなかった。
『古紙になるはずだった本』は、店内上りエスカレーター前の本棚です。
こちらの黒板が目印です。
裏のシールをご確認ください。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2023.9.27