暑い日が続きますね。
散歩していると、アスファルトを突き破り、雑草がにょきっと生えていました。畑や庭仕事をすると、嫌われものイメージの強い雑草ですが、植えてもないのに自分から生えてくる雑草の生命力の強さには驚いてしまいます。
今日は、雑草や草木の本をご紹介します。
『ざっそう』というこちらの絵本は、まるで原っぱにいるような緑色が鮮やかな表紙。登場人物のおばあちゃんは戦争を経験し、焼け野原から生えてきた雑草の生命力の強さに心を動かされたそうです。
昔、私もおばあちゃんに戦争の話を聞いたことがあります。丘の上から見えた大阪大空襲。太陽に照らされ銀色に光る爆弾が空から降ってきた話。この堺の土地も焼け野原となったのち、生命力の強い雑草が生い茂り、人々に生きよという気持ちを与えてくれたのかもしれませんね。
『ざっそう』
原作:ロアルド・ホフマン
絵:吉澤みか
価格:税込1,760円
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無印良品 イオンモール堺北花田 2022.8.3