『わたしとキッチン』。無印良品で働く「わたし」が、お気に入りのキッチン道具を紹介したり、ときにはだれかのキッチンを見に行ったりする全10回の連載です。
毎日立つキッチンにはその人のものの使い方だけでなく、性格や考え、人柄までもが息づきます。そこから見えるのは、食べることや生きること、もしかしたらくらしの細部まで。
毎日当たり前に使っているキッチンを、わたしと一緒に見つめなおしてみませんか。
■あおちゃんのキッチン
“あおちゃん”という名前に、ピン!と来た方もいるでしょうし、「あおちゃんってだれ?」と不思議に思った方もいるかもしれません。
あおちゃんは、MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクトにて連載中の『団地に引っ越しました|くらしのコツ日記』の主人公。
この連載は、自然溢れる大阪府富田林市のUR金剛団地を舞台に、無印良品のスタッフが実際に一年間住んで感じた「団地ぐらしの魅力」や「感じ良いくらしのコツ」について、無印良品 イオンモール堺北花田が全面サポートしてお届けする日記形式の回想レポートです。(過去のアーカイヴはこちら)
団地ぐらしを楽しむ、あおちゃんのキッチン。わたしも団地連載をいち読者として読んでいて、素敵だな、行ってみたいな、とずっと思っていました。
なんと、この『わたしとキッチン』連載を読んでくれているらしいあおちゃん。
「うちにおいで!」と、こころよく取材を受けてくれたんです!
というわけで、見に行ってきました、あおちゃんのキッチン。
わたしも団地ぐらしですが、団地のキッチンってやっぱり広い。ゆったりしていて、清潔で、光がたくさん入ってきて……。ずっとここに居たい、と思ってしまいます。
「それわかる!昔から料理は好きだけど、団地に引っ越してからもっと好きになったなあ」と、あおちゃん。
あおちゃんは調理免許証を持っていて、農家育ち。野菜をつかったパスタを作るのが得意なんだそうです。
休日にはカレーをいっぱいつくったり、食後のお茶タイムをゆっくり家で楽しむのが好き、なのだとか。
こちらは自慢の食器棚。
「キッチンの整理収納は、堺北花田インテリアアドバイザーの“しろちゃん”にコツを教えてもらったよ。わたしの日記、ぜひ読んでね」とあおちゃん。キッチンのコツは第5話ですね。料理と季節のごはんが大好きなあおちゃんだから、このキッチンは連載にたびたび出てきます。
毎話の最後にある、おいしそうな「今日のごはん」も見逃せません!
「わたしのキッチンのコツ、ひとつ教えちゃおう。生姜のをおろすときはこうやってね、アルミホイルを巻くの」
「そうすると、洗い物がラクだし生姜がおろし器に絡まって無駄になることがないんだよー」
ホイルを剥がせばサッと洗うだけ。地球にもやさしいひと工夫ですね。
ちなみに、これは無印良品の『ステンレスおろし器』。わたしも愛用しています!
「3歳のときから包丁を握ってたなあ。ついたくさんつくりすぎちゃうんだよね」
と、話しながらもパタパタキッチンを動き回って、くるくると手元を動かしつづけるあおちゃん。
できあがったのは…?
それは10月1日更新予定の『団地に引っ越しました』をお楽しみに。
素材や季節を大切にするのと同じように、キッチンと、キッチンにいる時間を大切にするあおちゃん。
じぶんが好きだと思うものをえらんで置いて、食べたいと思ったものをつくって食べる。じぶんでひとつひとつ選びながら生きるあおちゃんは、じぶんでくらしをつくってるのだな、と感じました。
『わたしとキッチン』の連載ももう折り返しです。まだまだいろんなキッチンを見に行きたいし、自宅のキッチンも見つめなおしたいわたし。どうかお付き合いくださいね。
次回『わたしとキッチン』vol.7は、「秋の彼岸のおはぎづくり』です。お楽しみに。
わたしとキッチン アーカイブ
vol.1「コンロそうじ」
vol.2「時短フレンチトースト」
vol.3「うちの食器棚」
vol.4「おばんざい屋さんのキッチン」
vol.5「ステンレスの道具たち」
無印良品 イオンモール堺北花田 2019.9.11