【イオンモール堺北花田】わたしとキッチンvol.5「ステンレスの道具たち」
2019/09/04
『わたしとキッチン』。無印良品で働く「わたし」が、お気に入りのキッチン道具を紹介したり、ときにはだれかのキッチンを見に行ったりする全10回の連載です。
毎日立つキッチンにはその人のものの使い方だけでなく、性格や考え、人柄までもが息づきます。そこから見えるのは、食べることや生きること、もしかしたらくらしの細部まで。
毎日当たり前に使っているキッチンを、わたしと一緒に見つめなおしてみませんか。
■ぶっきらぼうでも、やさしい。
無印良品が販売している「ステンレス調理道具シリーズ」。みなさんのおうちのキッチンでも、すでに活躍しているかもしれませんね。
かくいうわたしも無印良品で働きはじめてから少しずつ買いあつめ、いまではキッチンに無くてはならないレギュラーメンバーになりました。
今日はわたしがとくに気に入って使っている彼らを、少し紹介させてください。
ごくシンプルなデザインに、思わずうっとりしてしまいます。ボウルでつくったポテトサラダなんか、そのまま食卓に出してもいいくらい。そういえばわたしのおばあちゃんもボールのままテーブルに並べてたなあ。洗いものも少なく済みますね。
ボールの壁に目盛りがあるので、液体ならここで計って入れることもできます。
実際に使ってみて、魅力をたくさん見つけました。毎日なにかと役に立つ、心強い味方です。
まず持ち手が付いているので、ひっかけて収納できるところ。とくに水分が残りやすいザルはしっかり乾燥させたいですもんね。この持ち手をお鍋にひっかければ、出汁をとるのもラクラクです。
それから自立してくれるところ。パッとシンクに置きたいときも、足が付いているので安心です。
そして網目が細かいので、なんとお米も洗えます！
マッシャーというと網目模様のイメージがありますが、こちらはちょっと変わったかたち。見た目よりも思いがけず潰しやすくて、しかも洗いやすいという優れものです。
小さいお子さんの離乳食づくりにもおすすめ。サクサクっと潰していくのが楽しい！ もはや、マッシャーを使いたくてレシピをえらんでいるような。
無駄のないデザインで、すりきりもすっきり。それ以上に見た目が好きです。
ちなみに潰して片栗粉を入れたかぼちゃは、こねてまとめて焼き上げて、みんな大好き かぼちゃもちになりました。
ステンレス素材の良さは大きく3つ。
1つは、錆びにくいこと。ステンレスに含まれたクロムという物質が空気中の酸素と結合して表面に薄い酸化膜を作るため、腐食しにくく、錆びから守られているといわれています。
2つ目は、耐熱性。鉄は熱すると冷めにくいので料理の熱も逃さず、冷たいものは冷たいまま。冷めたりぬるくなったりって、意外と料理のストレスになるんですよね。ハンバーグは肉だねをしっかり冷やしておかないと、焼いたときに肉汁が逃げてしまいます。
3つ目は、その強度です。プラスチックのボールは細かな傷に汚れが溜まって気になるんですよね。ステンレスは丈夫で傷が付きにくいから、清潔に使える、といわれています。
（諸説あり、です。）
お手入れのコツは水分をしっかりふき取ること。
大事に使えば、永くキッチンに付き添ってくれますよ。
わたしのお気に入りメンバー紹介、いかがでしたか？
まだまだ紹介したいステンレス調理道具がたくさんあるのですが（泡だて器とかおろし器とか……）、長くなってしまうので、泣く泣く割愛させていただきます。
実はこのたび、無印良品は1,100品目の価格を見直しました。素材の選択、工程の見直し、包装の簡略化は、1980年の誕生から変わらぬ無印良品の原則です。くりかえし点検することで、生産者にも無理のない価格で商品を販売いたします。
そしてその1,100品目のなかには、「ステンレス調理道具シリーズ」も。
『ステンレスボール S』消費税込790円→消費税込みで490円
『ステンレスボール M』消費税込990円→消費税込みで590円
『ステンレスボール L』消費税込1,190円→消費税込みで790円
『ステンレス マッシャー』消費税込750円→消費税込490円
『ステンレス 手付きザル』消費税込1,790円→消費税込みで1,590円
『柄の長い計量スプーン・大』消費税込390円→消費税込みで290円
使いやすく良い商品が、もっと広くみなさんのキッチンの役に立ってほしい。これを機に、キッチンにひとつ仲間入りさせてみてはいかがでしょうか。
わたしとキッチン アーカイブ
vol.1「コンロそうじ」
vol.2「時短フレンチトースト」
vol.3「うちの食器棚」
vol.4「おばんざい屋さんのキッチン」
無印良品 イオンモール堺北花田 2019.9.4