今日からはじまる新連載『わたしとキッチン』。無印良品で働くわたしが、お気に入りのキッチン道具を紹介したり、ときにはだれかのキッチンを見に行ったりする全10回の連載です。
毎日立つキッチンにはその人のものの使い方だけでなく、性格や考え方、人柄までもが息づきます。そこから見えるのは、食べることや生きること、もしかしたらくらしの細部まで。
毎日当たり前に使っているキッチンを、わたしと一緒に見つめなおしてみませんか。
■毎日、こそうじ
料理をするときに欠かせないものはなんですか。
菜箸? レシピ本? 無印良品のシリコーン調理スプーン? いいえ、わたしは“ふきん”です。
コンロの油はねやシンクの水はね、野菜くずは落ちたそばからふきんでサッと拭きます。常にいつでも汚れが立ち入ることのない清潔なキッチンで調理がしたい。そうしてつくった料理は、いいにおいがして、美しくて、やっぱりおいしいと思うのです。
料理をして後片付けをしたら、かんたんにコンロそうじをしてしまうところまでが1セット。そうじといっても、スプレーをシュッとして清潔なふきんで拭くだけです。
わたしが実際に使っているおそうじグッズは『アルカリ電解水クリーナー』。毎日のコンロそうじはこれでじゅうぶんです。
キッチンで生まれる汚れは、手垢による汚れ、料理油の汚れなど、そのほとんどが酸性のもの。酸性の物質をアルカリ電解水で中和させ、水に溶かして汚れを拭き取る、という原理なのです。
原理が分かると、応用もききそうですね。お風呂そうじにもアルカリ電解水はおすすめです。
最近、“こそうじ”という言葉をよく耳にします。大そうじと対義の、毎日ちょっとでもそうじをすることできれいを保つライフハックですね。
毎日そうじをしていても、やっぱり目には見えない汚れも溜まってくるもの。そんなに毎日頑張れないわたしは月に一度、ちょっと気合いを入れてそうじをしています。
パーツをすべて取って、市販の重曹とスポンジでくるくる。軽い力で円を描くように磨けば、見えなかった汚れがみるみる落ちて、気持ちいいー。
キッチンは白が良いな、と思います。白って光を反射して、野菜や料理をおいしく見せてくれるんですよね。それに、白を保つために毎日のそうじもがんばれる。スポンジだったら替えどきもわかる。
いつでもきれいなキッチンで料理をすることの心地良さを知ってしまうと、もうふきんを手放せませんね。
みなさんが心地良いと思うキッチンは? また、教えてくださいね。
『落ちワタ混ふきん12枚組』消費税込499円
『アルカリ電解水クリーナー 約400ml』消費税込490円
『アルカリ電解水クリーナー・詰替え用 約350ml』消費税込350円
次回、わたしとキッチンvol.2は「時短フレンチトースト」です。お楽しみに。
無印良品 イオンモール堺北花田 2019.08.07