こんにちは、BOOKS2号です。
今週、読んでおすすめする本は『きょうのおべんとうなんだろな』です。
『きょうのおべんとうなんだろな』
出版社:福音館書店 著:きしだえりこ 絵:やまわきゆりこ
こちらは古書です。
お弁当の楽しさが優しいイラストとともに描かれているこの絵本。
読んだ後にはついついお腹がぐーっと鳴ってしまいそうな一冊です。

「おなかすいた……今日はお弁当に何入れてくれたんやろ」
母がつくってくれるお弁当が待ち遠しくて、そわそわ。食べることが大好きな私にとって、昼休み前ほど落ち着かない時間はありません。
お弁当に必ず入っているのは、おにぎり二つと卵焼き。卵焼きは、小さいころからお弁当には欠かせないもの。いわばスタメンです。
昨日はカニカマ入りのちょっぴり中華風、おとといはシンプルな何もなしの卵焼き。「カニカマ入りの日はラッキーデー!」なんて思ったりして。なんだか占いみたいで、毎日お弁当のふたを開けるのが楽しみなんです。
この絵本では、男の子や動物たちがお弁当を楽しむ様子が描かれています。それぞれのお弁当には好物が入っていて、愛情がたくさんこもっているんだろうなと感じるお弁当ばかり。
開ける前のわくわくや広げた時の嬉しさ、みんなと一緒に食べる喜び。お弁当ならではの楽しさが詰まったこの絵本。
読み進めていくうちに、母の卵焼きを思い出して、この絵本の動物たちのように「きょうのおべんとうなんだろな」ってつい考えてしまいました。
「私とこの本」で紹介の本は、今日のずっといい言葉の黒板の下にあります。
ぜひお手にとって読んでみてくださいね。
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