皆さんはなにわの伝統野菜を知っていますか?
なにわの伝統野菜とは、栽培が難しいことから生産量が少なく、あまり市場に出回っていない希少な野菜のこと。おおむね100年前から大阪府内で栽培されてきた野菜であることなどが認証基準として定められ、私たちになじみ深い野菜では難波ネギがなにわの伝統野菜として挙げられます。
おたより担当の私もこれを知ったのはつい最近のこと。大阪で生まれ育ったけれど、こんな昔からつくられている野菜がふるさとにあるのだと驚き、興味を持ちました。
前回ご紹介した難波ネギの他にもなにわの伝統野菜はまだまだたくさんあります。その中のひとつが今回ご紹介する田辺大根です。
大根というと、縦にすっと伸びた見た目をイメージしますが、田辺大根はどれもぽてっとした愛らしいかたちでまるでお芋のようです。
「同じようにつくればいいっていう野菜はないからな。自分で考えて見つけんと」。
※産地に教わるより抜粋
『産地に教わる』 消費税込2,420円
そう語るのは生産者の藤本さん。田辺大根の他にも天王寺蕪などなにわの伝統野菜を育てている農家さんです。
土の中で育つ大根は、収穫するまでどのぐらい成長しているかはわかりません。ごろっと大きいのもあれば丸くて可愛らしいものがあったり。種を蒔いてもなかなかうまく育たないこともあるのだとか。
育てるのが難しい田辺大根を一人でも多くの人に届けるべく、藤本さんは土づくりや間引きなど長い時間をかけて、今の生産方法に至ったのだそうです。
まるでわが子のように手間をかけて大切に育てられた田辺大根。身を割ってみると、真っ白できめの細かい身の中に水分がギュッと詰まっています。藤林シェフいわく、おでんや煮物にするのがおすすめの食べ方なんだとか。
外側の繊維がしっかりしているので、煮くずれしにくいのが特徴です。じっくり煮込んだ田辺大根は、食べると口の中いっぱいに大根の風味がじゅわーっと広がります。しっかり出汁を吸いつつも大根の風味を損なうことなく、甘みと大根のもつ辛みも存分に味わえました。
そんな田辺大根をつかった商品が18日(金)から新登場します。
豚肉のうまみと出汁をたくさん吸った田辺大根は、とろとろの食感がありつつも、繊維がしっかりしていて食べごたえがあります。
出汁に負けることなく大根のうまみもしっかりと感じられる一品です。
18日(金)から21日(月・祝)の周年市期間中は、藤本さんの田辺大根や地元・大阪うまれの野菜をつかった商品が店頭入口にたくさん並びます。
ぜひこの機会に、大切に育てられた野菜を味わってくださいね。
人間は未来に何を残すことができるのでしょう。おいしいってなんだ。私たちは四年前の開業からずっとつないできたこの問いをこれからも地域の皆さんと一緒に語り合いながら無印良品イオンモール堺北花田をもっともっと良い場所に育てていきたいと考えています。良い畑には良い土が継がれていくように。あきらめずに。くりかえす毎日に感謝をこめて。
周年市
おいしいは継がれていく。
2022.03.20 4th Anniversary
Instagramは
こちら
無印良品 イオンモール堺北花田 2022.3.20