【Café&MealMUJI鎌倉】クリームソーダはなぜ緑?

【Café&Meal MUJI 鎌倉】

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2021/06/30


こんにちは。梅雨入りしたとはいえ、真夏のような日差しのお天気が続いていますね。1週間ほど前に夏至を迎えたので、これからは少しずつ日が短くなっていくのが少し寂しいような気もします。
 
本日は、暑い日に大人気のクリームソーダについての豆知識をご紹介したいと思います。
やさしい緑色と程よい甘さが魅力の当店のクリームソーダ(消費税込550円)は合成着色料を使用していません。しかしこの緑、一体何で作られているのかご存知でしたか?
 
【Café&Meal MUJI 鎌倉】

 
お店で提供しているクリームソーダのメロンソーダには無印良品で販売されている「Cafe & Meal MUJI メロンソーダ 330ml」(消費税込290円)と同じものを使用しているので、こちら商品の成分を見てみましょう。
ちなみに合成着色料とは化学的に合成された着色料のことで自然由来の「天然着色料」と区別されます。
 
【Café&Meal MUJI 鎌倉】

 
原材料の表示に「ベニバナ黄色素」「クチナシ青色素」と記されています。そうです、メロンソーダの優しい緑色の正体は、ベニバナの黄色とクチナシの青色だったのです。頭の中で黄色と青の絵の具を混ぜ合わせて妙に納得してしまいました。二種類の植物に由来する色素でソーダの見た目が美味しくなっていたんですね。
 
さて、ここからはベニバナとクチナシそれぞれの花の特徴を見てみましょう。
 
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ベニバナ(紅花)はキク科ベニバナ属の植物です。「紅」とついているので真っ赤な花を咲かせるのかと思いきや、実は黄色い花びらを付ける植物なのですね。黄色から徐々にオレンジに変化し赤みが増していきます。
ベニバナの花から取れる色素は赤と黄色で、水にさらすことで色素を分離させて取り出しているそうです。食品だけでなく化粧品や衣類の染色にも古くから利用されてきました。
 
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クチナシはアカネ科クチナシ族の常緑低木です。花弁の大きな白い花を咲かせ、強く甘い香りを持っています。秋頃につける果実から黄色と青の色素がとれます。衣類の染色の他、食用の天然色素として現在まで様々な場面で食卓を彩ってきました。
 
これら二種類の植物からそれぞれ黄色と青の成分を取り出し、混ぜ合わせることで美しい緑色が完成します。
なんだか少し賢くなったような気がしますね。緑を作るには青と黄色です。
お店でご家族やご友人とクリームソーダを召し上がる際は、メロンソーダの緑色の由来を教えてあげてくださいね。
 
今日から7月、なんと2021年も下半期に突入です。これからも美味しいお料理と楽しい時間を皆様にご提供できるようスタッフ一同頑張ってまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。熱中症や夏風邪にお気をつけてお過ごしくださいね。
 
 
水曜日のおたより モギ
 
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