みなさまこんにちは。
暑い日が続いておりますね。
5月下旬は雨が続き、このまま梅雨入りするかと思ったら、今年は例年より遅くなるようですね。
髪がうまく決まらなかったり、頭痛で辛くなったり、じめじめした暑さに憂鬱になってしまう日が増えてしまう時期でもあります。
この時期に見頃となるあじさいやあさがおに癒されながら、一刻も早く暗い気分を吹き飛ばす夏がやってくることを待つばかりです。
早いもので2021年も半年が経とうとしていますね。
このような状況下で満足に季節のイベントも楽しめず、代わり映えのない毎日を送られているかと思います。
でも人間の感じ方とは裏腹に、時間は経っていきます。
先日、6月10日は時の記念日でした。
制定されて去年で100周年目を迎えました。
この記念日は国民の祝日ではないため、あまり目立った記念日ではありません。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
1920年、大正時代当時は社会生活の近代化が推進されており、それまで時間の感覚に疎かった日本は時間に関心を持ち、時間厳守や時間を節約していこうと呼びかけられていました。
そんな中当時の政官界において有名なメンバーにより「生活改善同盟会」が設立され、日常生活を合理的にしようと提唱しました。
そうして生活改善同盟会は、日本で初めて時間を知らせる鐘がなった671年6月10日を「時の記念日」として制定しました。
今でこそ日本では1日を24時間と考えて生活することが日常的になりましたが、
昔の日本は日の出から日没の間を6等分する「不定時法」が用いられていました。1日が12時間で進んでいたということです。
その時間軸で生活していたため、14〜15世紀には時計がすでに誕生していた外国と日本との交流は差が生まれてしまっていました。
その時の日本は今では考えられないですが、「日本は時間感覚に疎い」とまで言われていました。
明治6年1月1日まで不定時法を使っていた日本は、その後の定時法の切り替えにとても戸惑ったことでしょう。
この時の記念日が制定されてから今日まで、こうして電車やバスが時間通りにきて、時間通りに着くように目的地へと運んでくれたり、
人と会う約束をする際、時間があるおかげで行き違いにならなくなったのですね。
そんな時間の誕生をお祝いし、時間の管理をしてより豊かで合理的に過ごすために生まれたのが時の記念日なのです。
そんな定時法を取り入れた現代だからこそ、24時間の中でバリバリと動くあなた。
なかなか時間通りに物事が進まなかったり
時間に追われて、頭の中を整理整頓したい、なんて時もありますよね。
そんな時はぜひ、Café&Meal MUJI ホテルメトロポリタン鎌倉で、クリームソーダに癒されながら、自分と向き合う時間を作ってみてください。
口の中でとろけるジャージー牛乳のソフトクリームと、シュワッとあまく弾けるメロンソーダを味わえば、解決の糸口を掴めるかもしれませんよ。
来年の6月10日の時の記念日はぜひ、時間の誕生をお祝いしてみてください。
本日のおたより ウミ