【Café＆Meal MUJI 鎌倉】かまくら、散歩。常栄寺

おはようございます。

12月に入り、昼間の日差しのほのかな温かみも恋しくなる季節になってきました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 
今日は通称「ぼたもち寺」親しまれている常栄寺について紹介したいと思います。
 
静かな道にひっそりと建つこの小さなお寺は、ある奇跡の物語が原点となっています。
 
1271年、「立正安国」を唱えた 日蓮聖人が囚われ処刑所に連行されている最中、その身を案じた桟敷尼が仏の加護を祈ったごまのぼたもちを日蓮に差し出しました。 
その願いが通じたのか日蓮は処刑を免れることができました。処刑される直前に白い稲妻が処刑に使われる刀に落ちて、刀が折れたのです。この奇跡的な出来事から、 桟敷尼 が渡したぼたもちは｢首つなぎぼたもち｣として厄除けの効力があると語られ、桟敷尼が住んでいた跡地に建てられた常栄寺は「ぼたもち寺」と呼ばれるようになりました。

 

700年経った今でも、この奇跡な出来事が起こった9月12日には「ぼたもち供養」が行われ、ゴマをまぶしたぼた餅が配られています。「首つなぎぼたもち」にちなんで「リストラされない」とサラリーマンに人気なんだとか。
 
また、赤い門をくぐると境内には沢山の植物が植えられており、一年を通して四季を感じることができます。
行く時期によって違う顔が楽しめるので、ぜひ一度訪れてみてください。

 

本日も読んでくださり、ありがとうございました。
 
水曜日のおたより　ニタハラ
 
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