こんにちは 天神大名です。
5月は、とても過ごしやすく、大好きな月という方も多いかもしれません。
目に映る緑や青空、心地よい風をうけ、天神から西へ、てくてく開始です。
元気があれば30分くらい歩いて早良区の藤崎へ。
らくちんコースは空港線市営地下鉄だと天神駅から藤崎駅まで10分、あっという間です。
駅を出ると、マップを見なくても並んでいるみなさんが目印です。
並ぶの苦手なんですが、みなさん静かでお行儀も良く、進みも速そうです。
これなら頑張れそうです。
早々に用事が終わった人々は皆、白い袋を手に帰っていきます。。
今日は、この表示板の日、年に数回なんですね。
並びだして10分かからず、目的地の下に着きました。
石の階段を上ります。
あれっ、頭巾かぶってますけど、お顔拝見。
お猿さんです。
こちら、道案内の神として市民に親しまれている猿田彦神社です。
災難を祓い、福を授ける猿面は庚申(かのえさる)の日のみとなっています。
すこしずつ本殿に近づき、きちんとお参りをすませます。
さて、お参りのあとはこちらで。
まだ午前中なのに絶え間なく参拝の方が、みなさん早くからから来てるようですね。
今日の目的は、玄関横のこれです。
猿面を玄関に飾ることで、災難が去り、福を呼ぶという事ですね。
たまに、よそ様の玄関や近辺の店先でも見かけていました。
境内右手に、急にシュールモードな看板。
さる飴、小さな手土産にいいかもですが、今年は初庚申・二番庚申のみの販売だったそうです。
皆さんも、食い入るように、さる飴チェックです。
どの子も味ある顔で、こちらまで笑っちゃいます。
最後は境内の中のお猿さんをさわって、拝むながれ。
無意識に頭をなでてしまい、今更ながら頭がよくなりますように。
多くの人々が訪れていた、猿田彦神社。
こういうご時世もあり、尚更でしょうか。
日常では、お正月やお墓参りなどが主で、商売人の方は恵比寿様などがありますよね。
こういった見えないなにかを敬い、信じる事はどんなに便利な世の中になろうとも、日本古来よりつづく、とても純粋なまつりごとかもしれません。
この日、境内の空気はゆるやかで、みなさんの表情も穏やかさに満ちていました。
さて、白い包みを開くと、ほっこり。
ひんやりとした手触りのお猿さん。
とりあえず、今日からよろしくです。
次の庚申(かのえさるの日)は5月12日(水)、マナーを守り是非どうぞ。
次回のてくてくもお楽しみに。
猿田彦神社
〒814-0013
福岡県福岡市早良区藤崎1丁目1-41
(※今回ブログは3月撮影分です)
■社務所は8:30~17:00までとなっております。
■アクセス/西鉄バス及び市営地下鉄空港線・藤崎駅下車徒歩1分
https://sarutahiko-fukuoka.jp/
無印良品 天神大名