こんにちはキャナルシティ博多です。
またたく間に1月も終わりが近づいてきましたね。
今週末はモノづくりの現場で生まれる【廃材】が主役のイベントです。
それら【素材】と【人々】とつなぐマテリアルマーケットさんの循環のススメ。
宝さがし気分なレポートをお届けします。
今回のイベントは【Found MUJI】や【MUJI BOOKS】のおとなりで開催しています。
世界のモノたちや新たな扉を開く本との出会い。
MUJI BOOKS担当がイベントに合わせてセレクトした、素敵な本も並んでいます。
朝一番に駆けつけてくださった方は、設計デザイン会社の男性でした。
お仕事柄か素材の背景が気になるようでした。
伝統工芸品博多曲物の端材
美しいフォルムの日本の技・曲げわっぱもキズや割れではじかれてしまいます。
けれども、見方を変えれば北欧のインテリア雑貨にも見えてきますね。
育った場所がわかる、森のプロダクトPUU(プー)
伐採・搬出は株式会社佐藤木材、製材・加工・製造に関しては株式会社ウエキ産業とマテリアルマーケットの3社共同でリリースしたプロダクト。
日本の森の木が適正に活用される手段のひとつになればという想いで作られています。
陶磁器の窯道具ハマ
器を綺麗に焼き上げるために土台として使われる道具です。
いつもは、脇役の存在も豆皿にすれば眼福です。
点字新聞を利用したペーパークラフト/可愛いチェックは織物屋さんの半纏の残布
一輪挿しは糸を巻いていた紙芯/メガネフレームの製造過程で出る端材(メガネの中)
廃蛍光灯のリサイクルを行う会社が、廃蛍光灯ガラス100%を使用したガラスのプロダクト
ダイヤモンドのようなきらめきですが、紛争や環境の問題とは無縁の美しいリサイクル。
ひとつひとつが手作業でつくられています。
角うちと呼ばれる緩衝材もサイズを揃えるために、カットされます。
並べるだけでも絵になり、なかなか丈夫な優れものです。
枝付き綿花も九州で育てているもの。
メイドインジャパンの綿花でTシャツを作りたい。
そんな一人の若者の取り組みも応援しています。
一見、何に使うかわからなくても、ちょっと欲しくなるもの。
マテリアルさんにルーツを尋ねることで、ひらめきのヒントになるかもしれません。
そうやって、使い方を考えることも大切なことですね。
26(日)最終日は17時までとなっております。
是非、新しい発見空間を楽しんでみてください。
期間 2025/1/25(土)~1/26(日)
時間 10:00~17:00
場所 無印良品キャナルシティ博多4F MUJI BOOKS前
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MATERIAL MARKET
MATERIAL MARKETは2015年からデザイナーや建築家、ものづくりに携わっている6名のメンバーで活動しています。ものづくりに近い立場にいるメンバーだからこそ、作り手、道具、素材を大切にしたいという気持ちと、廃材が廃材じゃなくなる日を目指して活動をスタートしました。 福岡市西区西浦で毎週土曜日だけオープンしている廃材のセレクトショップ【土曜日のマテリアル】を運営。
https://www.instagram.com/materialmarket/
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