【京都山科】京都生まれの新しいお味噌汁|Café&Meal MUJI

【京都山科】京都生まれの新しいお味噌汁|Café&Meal MUJI

食のお便り/入荷情報

2022/01/28

 朝はパン派という人も、お茶よりコーヒー好きな人も、お味噌汁をすするときだけはみんなどうしてあんなにほっとした顔をするんでしょう。決して主役にはならないけれど、毎日のごはんがよりおいしくなるようそっと支えてくれる。
 そんなお味噌汁をお客さまにも届けたいとCafé&Meal MUJI京都山科のスタッフたちが立ち上がり、地元の方々の協力を得ながら新しいCafé&Meal MUJIのお味噌汁をつくりました。活動の中心となったミツヨさんは「お味噌汁をつくると決まったときに一番最初に頭に浮かんだのが出汁のことでした」と話すほどの出汁好き。
 今回、自身の出汁好きのきっかけにもなった京都市南区にある明治36年創業の出汁乾物の店、京・東寺「うね乃」さんにご協力いただき、お出汁開発が始まりました。
 
【京都山科】京都生まれの新しいお味噌汁|Café&Meal MUJI
(四代当主 釆野元英さん)

 『うね乃』さんは100年先にも出汁がある食卓を、という想いを胸に全国の産地をまわって仕入れた選りすぐりの鰹節を本店の隣にある工場で毎日削り、削りたてを料理店などに提供されています。
 
【京都山科】京都生まれの新しいお味噌汁|Café&Meal MUJI

 なかでもだしパックは、天然素材だけを使用し、だしパックのために鰹節を削り、それを粉にするという手間ひまのかかった製法。そこには、天然出汁を取ることが減ってきていると言われる現代人へ、手軽に質の良い出汁を味わってほしいという気持ちが込められています。
 素材と真摯に向き合い、天然のものだけで出汁を取る。それがとってもおいしかったことに衝撃を受けたのだとミツヨさんが話してくれました。

 素材そのものの味を生かした食事を提供するCafé&Meal MUJIに寄り添うお出汁を。というオーダーに、ご提案いただいたのは北海道産の昆布、九州産いわし、宗田鰹をブレンドしたお出汁。
 
【京都山科】京都生まれの新しいお味噌汁|Café&Meal MUJI

 湯気とともに立ち昇ってくる凝縮されたいわしや鰹のほくほくした香りと透きとおった琥珀色。ゆっくり吸い込むだけでお風呂に浸かっているような気持ち良さ。お出汁の香りって私たち日本人にとってアロマみたいだと思いませんか。

 そして、それと合わせるのは同じく京都で170年以上、できるだけ人の手を加えた味噌づくりを大切にしてきた『御幸町 関東屋』さんの味噌です。今回『うね乃』さんよりご紹介いただきつながりを持つことができました。 何度も試作を繰り返し、みんなで意見を出し合い、目指したのは、京都の食卓で長く愛されてきたすこし甘めのお味噌汁。
 
【京都山科】京都生まれの新しいお味噌汁|Café&Meal MUJI

 毎日食べても飽きがこないよう、具材はキャベツとお揚げだけなんです。鼻を近づけるとほんのり甘い香りがやさしい。ひと口すすると昆布と香ばしく燻されたような風味が広がり、後口はとてもすっきりしています。お味噌汁って出汁、味噌、具材の3つの要素が調和してこそ完成するものなんですね。
 
【京都山科】京都生まれの新しいお味噌汁|Café&Meal MUJI

 食の欧米化や効率化が進む現代にも、人の技術と時間をかけて鰹節を削ること、出汁を取ることが絶えず継がれてきたのには、そこにしかない素材そのものの味があることを忘れていないから。だから、私たちはお味噌汁をすするとき、なつかしく、穏やかな気持ちになるのかもしれません。
 
【京都山科】京都生まれの新しいお味噌汁|Café&Meal MUJI

 同じ京都で伝統を大切に、そして今の時代にも寄り添う食を考える方たちといっしょにつくったお味噌汁は1月29日(土)からのご提供です。ぜひ、つくる人の真心がこもったお味噌汁をCafé&Meal MUJIのデリと楽しんでくださいね。




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