無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
「夏といえばゴーヤ!この苦みを楽しんでこそゴーヤですよね」と民野先生。
ゴーヤの青々しさで夏が深まっていくのを感じます。
「胃腸の調子を整え、食欲不振を改善する働きがあるとされているので、ぜひ夏に食べてほしい野菜のひとつです」
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ゴーヤとまぐろ水煮缶のサラダ
スライスしたゴーヤからは、青くてさわやかな香りが。ゴーヤの苦みとビールの苦みをおいしいって感じるようになると、ちょっと大人になったなって思いませんでしたか?
「この苦みをとるとこばかり気にしていると、大切な栄養素まで逃がしてしまうことに。ゴーヤは油やたんぱく質を含む食材と合わせると苦味が和らぐので、試してみてくださいね」
電子レンジで加熱したゴーヤに、無印良品の『まぐろの腹肉水煮』と調味料を合わせるだけ。
「あっという間にできましたね!暑くて火を使いたくない日も、これならさっと1品つくれます」
「しっかり苦味を感じるのに、どんどん食べたくなる“にがうま”。民野先生の言う通り、苦味がやさしくなっています」
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ゴーヤ餃子
「いままでいろんな野菜で餃子を考案してきて学んだことは、餃子に合わない野菜はないってことです。その中でも私のお気に入りのゴーヤ餃子を紹介しますね」
「ゴーヤの角切りは、餡になっても存在感の残る大きさにするのがポイントです」
あれ、先生、鍋で餡を混ぜるんですか?
「餃子の餡や皮って残りがちではないですか?それに生肉を使ったボウルを洗うのは大変……。そこで、鍋でつくるのを思いついたんです。そうすることで、余った餡をそのままスープにできちゃいますよ」
一石二鳥、三鳥のアイデアですね!
えいやっとひっくり返した餃子、こんがりきつね色に焼き上がりました。つけダレはポン酢と民野先生特製のみそダレで。
「餡に混ざったゴーヤが存在感抜群だったので、パンチ効いてるのかなと思いきや、お肉を食べることでちょうど良いほろ苦さ。これならお子さんも食べられそうですね。片手にはごはんが必須ですよ」
ごはんに合うおかずはお酒にも合うはず。子どもから大人まで楽しめる主役メニューですね。
目から鱗の餃子餡スープは、鍋に熱湯を注ぎ、残りの野菜を入れ味付けするだけ。
「餡はすでに下味がついてるし、ミンチから出汁が出て、ぱっとつくったとは思えないですね。なにより冷蔵庫に余った野菜が消費できるのってうれしいなあ」
「ナンプラーのおかげで、中華風スープとは違う不思議な味。新しいおいしさを見つけるのって楽しいです」
「実はゴーヤが苦手……」というスタッフも、今回の3品には「ゴーヤっておいしいかも」と扉が開けたようでした。野菜って調理法でこんなにもいろんな表情を見せてくれるんですね。
野菜嫌いのお子さんや食わず嫌いの人に、おすすめしてみてくださいね。
<残り野菜と餃子あんのスープ>
材料
白菜(残り) 適量
長ねぎ(残り) 適量
餃子あん(残りがあれば) 適量
白きくらげ(あれば) 適量
熱湯 500ml
A 酒 大さじ2
鶏がらスープの素 小さじ3~4(調整)
しょうが(スライス)適量
B ナンプラー 適量
粗挽き黒こしょう 少々
レモン汁 適量
糸とうがらし(お好みで) 適量
つくりかた
1.白菜はざく切りに、長ねぎは白髪ねぎにします。白きくらげは水に5分漬けもどして、食べやすい大きさにちぎります。
2.餃子あんを作った鍋に熱湯を注ぎ、Aと白菜を入れて煮ます。
3.白菜が煮えたら、白きくらげを入れてひと煮たちさせ、ナンプラーと粗挽き黒こしょうを加えます。
4.手順3を器に盛り付け、白髪ねぎと糸とうがらしをトッピングします。
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