無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
「今日は過去キッチンカウンターで公開したレシピに新しいメニューを加えた、かぶらレシピ一挙公開です」
野菜のなかでかぶらが一番好きだという民野先生。かぶのことをかぶらと呼ぶのは関西だけなのだそうですね。
「きめの細かさや程よい甘み、たおやかな香り……。かぶらを食べるとほんわかした幸福感に満たされるんです。今日は6つのレシピでかぶらのいろんなおいしさをご紹介しますね」
■かぶらの香味フライ(詳しいレシピは近日公開予定です)
民野先生、さすが一番好きな野菜なだけありますね。かぶらを揚げるなんて発想ありませんでした。
「とってもジューシーなフライになるんです。葉の根元には土がたまっているので、爪楊枝で掃除をするといいですよ」
くし切りにしたかぶらに、粉チーズ、ハーブソルトをまぶし、衣をつけます。茎を残した形はなんだか魚みたいでかわいらしいですね。
「水分がでるので、味をつけたらすばやく揚げるのがポイントです。細かいパン粉を使うと口あたりがよくなりますよ」
「このレシピは以前かぶらの農家さんを訪れた際、一番おすすめと教えてもらった食べ方なんです。まさに目から鱗でしたね」
揚げたてのフライをかじると、熱々の果汁があふれ出して驚きました。こんなジューシーなフライ食べたことないかも。ソースがなくてもかぶらの甘みでぺろっと食べられる、しっかりと存在感のあるやさしい味です。
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小かぶのハーブソルト焼き
香味フライのあまりはハーブソルト焼きに。ハーブソルトは火を止めたあとにかけるのがコツなのだそう。
「レシピにはすだちとありますが、今回は他のレシピでも使用するゆず果汁をしぼりました」
皮ごととは思えないほどのやわらかさ。焼いたことで甘さが引き立ち、さっぱりした柑橘とも相性抜群です。簡単で素材の味が生きる一品ですね。
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かぶらのそぼろあん
「かぶらは大きめにきって面取りすること、とろみは出汁溶き片栗粉でつけるのがポイント。剥いた皮や面取りした部分は捨てずに残しておいてくださいね」
とろりとほどけるようなかぶらはほっこり心が落ち着く味わいです。「冷めてもおいしいからとろみを強くしてお弁当にも良いかも」とキッチンカウンタースタッフ。
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かぶらの千枚漬け風
「かぶらと葉にお湯をかけることで、味のしみ込みがはやくなるんですよ」
無印良品『昆布の出汁酢』が良い仕事してますね。彩りも良くさっぱりしていて箸休めにはぴったりです。なにより短時間でしっかり漬かって、簡単にできることがうれしいなあ。
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かぶらと皮のまいたけきんぴら
厚めに剥いた皮と面取りした部分をきんぴらにします。
「皮って固いイメージがあるけど、かぶらの皮はやわらかいんです」
たしかにすっと包丁が入って、皮の質感もしっとりなめらか。皮だからって単純に考えて捨てていたことを後悔するほど、程よく残る歯ごたえとかぶらの風味がたまらないです。
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かぶらの葉とおじゃこの炒めたん
今日使ったかぶらは京都府産、吉川さんの葉付きかぶら。産地直送だからこそ新鮮で、葉まで楽しめるんですね。
フライパンにもりもりの葉も加熱するとかさが減ってたくさん食べられます。葉は実の約4倍のビタミンCなどが含まれるとされ栄養もたっぷり。
じゃこの塩気と葉のさわやかな青さで、ごはんが進みます。混ぜ込んでおにぎりにしてもいいかも。かぶらって本当に捨てるとこなしですね。
「煮ても、焼いても、揚げても、どんな調理法でもおいしくなるでしょ」と民野先生もうれしそうです。
「どの料理も食感が違って楽しいし、満足感がありますね。これ全部かぶらっていまでも信じられないくらいです」
キッチンカウンタースタッフの箸も止まりません。まさにかぶら七変化ですね。
私、今日だけでまわりにおすすめしたいかぶらレシピが6品も増えちゃいました。素材を知ることって、おいしく食べる方法を知ることでもあるんですよね。
ぜひ、みなさんも気になったレシピを試してみてくださいね。
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