青果売場を歩いていると、ひときわ目を引く真っ白なとうもろこしを見つけました。
「真っ白できれいでしょ。京都久御山町の村田さんがつくった『パールコーン』です」
たしかに名前のとおり、真珠のように輝く粒がぎっしり詰まっていますね。
京都久御山町で京の伝統野菜など多種多彩の野菜をつくる「村田農園」は、代々継承してきた京都の伝統農業を大切に、新しいものとの融合にチャレンジしている農家さんです。
この「パールコーン」という白いとうもろこしは、そんな「村田農園」のオリジナル野菜。
(撮影:平野愛)
「パールコーンを栽培するのはとてもむずかしく、隔離栽培するなどの苦労と手間がかかっているんだそうです。1本の苗から1本しか収穫できないらしく、この味が楽しめるのは今だけですよ」
とうもろこしと言えば、茹でたり、焼いたり、とうもろこしごはんもいいですね……。
「パールコーンは糖度が高くとっても甘いので、生でも食べられるんです。まずはそのままかじってみてください」
皮をむくと、いっそう白さが際立ち、まぶしいほどです。ひと粒ひと粒も大きくて揃っていますね。
その白に豪快にかぶりつくと、ぱんっとハリのある粒から果汁が弾けました。
「柿や梨のような甘みがじゅわっと口に広がるでしょ。生でとうもろこしを食べたのは初めてだったんですが、この甘みには驚きました」
手に滴るのはミルクのように白い果汁。とってもジューシーです。しゃきしゃきの食感も楽しく、皮が口に残ることもありません。
加熱するとほんのりクリーム色になり、フルーティーな甘みからぎゅっと凝縮した甘みに変わりました。果汁もまろやかに感じ、舌にまろわりつくようです。こんなとうもろこし今まで食べたことありません!
「やっぱり馴染みのある黄色いとうもろこしを手に取ってしまいがちですが、ぜひ騙されたと思って白いとうもろこしをかじってみてください。夏の定番が変わるかもしれませんよ」
皆さんも、ぜひ今しか食べられない村田農園の『パールコーン』を味わってみてくださいね。
私たちは過去に村田農園を訪れました。
→くわしくは
こちら
京都府産『パールコーン』1本 消費税込 298円(時価)
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