梅雨に入って、夏も本格的になってきました。青果売場には、トマトやきゅうり、ナスにズッキーニと夏野菜が並んでいます。はなおかさん、今日は何を紹介してくれますか。
「今日ぼくが紹介するのは、『須川さんのパプリカ』です。あまり知られてないんですけど、パプリカって夏が旬の野菜なんですよ」
パプリカの旬って夏だったんですね。お店には年中並んでいるイメージがあったので”旬”という感覚がなかったです。
「パプリカの多くは水耕栽培で育てられているので、年中安定して食べられます。でも、須川さんが作ったパプリカは土耕栽培で作られているんですよ」
「土を耕す、と書いて土耕。昔から慣れ親しまれている畑を耕し、土を利用して植物を育てる栽培法です。土耕栽培では、土の中に住む微生物を分解し、植物の栄養とするんですよね。吸収された微生物は野菜の味を深めてくれると言われています。須川さんは、この微生物の力を借りた栽培方法ならパプリカをもっとおいしくできるんじゃないかと思って、土耕栽培を選んでいるそうですよ」
一般的な栽培方法に見えて奥が深そうですね……。お話を聞いていると、土耕栽培についてもっとよく知りたくなってきました。いつか須川さんにも実際にお話を伺い、皆さんにお届けしたいです。
「肉厚でジューシーなパプリカなので、生のままでもおいしく食べられますよ」
はなおかさんのおすすめはパプリカのサラダ。
3cm角に切ったパプリカをオリーブオイルと塩で和えて完成。シンプルだけど、色鮮やかなサラダが出来ました。
光が反射しているパプリカはまるで宝石のよう。さっそく食べてみます。
パプリカ自身の甘さに驚かされました。塩と合わせたあまじょっぱい味が癖になります。
生のままいただいているので、しゃきしゃきとした食感が楽しいです。噛むとパプリカの水分がじゅわっと染み出ててきて新鮮さが伝わってきます。
「みずみずしさが心地良いんですよね。カロテンが多く含まれているので、マリネや炒め物にすると栄養の吸収率がアップするといわれています。これから暑くなっていく夏を栄養付けて乗り超えたいですね」
マリネや炒めものにしてみるのも楽しそうですね。他にもラタトゥイユにしてみたり、ピクルスにしてみたり。その食材をいろんな食べ方で楽しめるのが旬の良いところだと思います。
須川さんのパプリカを味わってみてみてくださいね。
宮崎県産 『須川さんのパプリカ』税込 228円
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