地下1階のお豆腐売場には、『京の地豆腐 久在屋』のお豆腐や大豆食品が並んでいます。
右京区にある久在屋は、日本各地で在来種の大豆づくりに取り組んでいる農家と契約し、選りすぐりの大豆を使用して余分なものは一切加えず、素材の味を大切にしている豆腐屋さんです。
京都愛宕山(あたごやま)の伏流水と、国産の天然にがりを使用し、職人さんがひとつひとつ手作業で、私たちの心に伝わる豆腐をつくり続けています。
そして豆腐をつくるときに生まれる副産物が、おから。
大豆から豆乳をしぼったときに残る絞りかすがそのままおからになります。
絞りかすといえど、おからにはからだにやさしい栄養素がたくさん含まれています。
腸を整える食物繊維や、からだをつくるたんぱく質。骨を丈夫にし、イライラを抑えてくれるカルシウムや、むくみ予防のカリウムなどのミネラルも豊富です。
ホルモンバランスを整えてくれるイソフラボンも、女性にうれしい栄養素ですね。
今日は久在屋さんのおいしいおからを使った、2品のレシピを紹介します。
■スナップえんどうの入ったおからサラダ
こちらはキッチンカウンターで旬の食材をつかったレシピを提供してくれている渡邊先生のレシピです。
「鰹節がツナに昇格しますよ!」と、先生もおすすめのレシピ。今日の小鉢に一品いかがですか。
<材料2人分>
生おから 100g
スナップえんどう 5~6本(30g)
新玉ねぎ 1/4個(20~30g)
にんじん 20g
A 醤油 小さじ1
かつお節 2g
粗挽き黒こしょう 少々
マヨネーズ 大さじ2
<つくりかた>
1. おからは弱火で熱したフライパンで焦げないように乾煎りします。
2. 玉ねぎはスライサーで薄切りにします。人参は千切りにします。スナップえんどうは筋を取り、食べやすい大きさに切ります。
3. 手順2を電子レンジ600Wで1分加熱し、水気を切ります。
4. ボウルに手順1、手順3、Aを入れて混ぜ、全体が混ざったらマヨネーズを加えてさらに混ぜます。
■おから蒸しパン
朝ごはんにぴったりのおから蒸しパン。糖質制限中でパンが食べたいのに我慢しているという方にもおすすめです。食感はふわふわで、大豆のやさしい香りがする飽きの来ない味です。ぜひ試してみてください。
<材料1人分>
生おから 50g
たまご 1個
ベーキングパウダー 小さじ1/2
豆乳 大さじ1
砂糖 お好みで
<つくりかた>
1. 材料をすべてタッパーに入れ、よく混ぜあわせます。
2. 電子レンジ600Wで2分加熱します。表面が乾いていれば完成です。
実は、きのう4月8日は日本乾燥おから協会が制定した“おからの日”だったんです。
4月は、“卯の花が咲く月”という意味が転じて、卯月(うづき)とも呼ばれます。卯の花と聞いて連想するものといえば、おからですよね。
また、4月8日はお釈迦様の誕生日をお祝いする行事「花まつり」の日でもあります。この日は、家々が卯の花を飾って誕生日を祝う風習がいまも残っているそうで、卯の花と縁の深いお釈迦様の誕生日を「おからの日」と制定したそうです。
栄養たっぷりなだけでなく、家計にもうれしいおからは、アイデア次第で大活躍する食材です。
久在屋さんのおからを、ぜひ試してみてください。
京の地豆腐久在屋『うの花』消費税込156円
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【4月9日(木)】
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