もうすぐ四月。あたたかい風が吹く夜も増えてきましたね。桜の見ごろもそろそろです。
地下1階 『咲菜』では、お散歩のお供にぴったりの春の行楽弁当が並んでいます。
「いろんなおかずが手軽に楽しめる『春うらら』はいかがですか?」
迷っていたらスタッフさんが声をかけてくれました。良い名前のお弁当ですね。
今日はこのお弁当をもって山科疎水までお散歩に行ってきました。
お天気のいい日に外に出て、胸いっぱい新鮮な空気を吸い込むと気持ちまで軽くなるようです。疎水沿いには菜の花が咲き乱れ、それを包み込むように枝を伸ばした桜もちらほらと花開いています。この一瞬だけは日々の疲れを忘れ、景色にうっとりとしてしまいました。
さあ、さっそくお弁当を食べましょう。菜の花や炊き込みご飯……。色とりどりのおかずを見ているだけで心躍ります。なにから食べようかなあ。
『咲菜』のお惣菜やお弁当に使われる素材は、スタッフさんが自ら産地を訪れ、どんな人がどうやってつくっているのかを知り、収穫などの体験をしたものばかりなんだそうです。生産する苦労も知った人たちが素材を選んでつくってくれるから、『咲菜』のお弁当ってあったかい味がするんでしょうか。
スタッフさんおすすめの炊き込みご飯は、お出汁が効いたやさしい味。しいたけ、人参、お揚げ、こんにゃくと具沢山で、いろんな食感が楽しいです。
菜の花を見ながら菜の花を食べると、春をいただいてるなあって思います。ベーコンとの相性も良いですね。ほのかな苦みが子どものころは苦手だったけど、今じゃこれが菜の花のおいしさとまで感じます。大人になるにつれて味覚だって変わってゆくものなんですよね。
宮城県産の銀鮭は、鮭本来の味を感じるように塩加減を調整し、日持ちや色合いを良くするための添加物なども使用していません。だからこんなに濃厚な鮭の味がするんですね。
豊かな香りが広がる白米からも、ちょこんとのった梅干しや混ぜ込んであるわかめからも、素材の味がちゃんとします。『咲菜』のお弁当を食べていると、これ以上ないほどの“食”への愛情を感じます。
お弁当を持ってお散歩に出かけると、子どものころの遠足を思い出します。外で食べるお弁当がこんなにおいしいのは食材の味だけでなく、やわらかい風や花の香りをからだで感じるからだったんですね。
最近は、おうちで過ごす時間が増えた方も多いかと思います。でも、お天気の日には『咲菜』のお弁当を持って外に出かけませんか。春の陽射しと穏やかさで、心も明るくなりますよ。
『お手軽行楽弁当 春うらら』1つ 消費税込 702円
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