皆さん、おはようございます。
いつも新鮮な野菜や果物がたくさん並ぶ、地下1階青果売場には鹿児島県産の新じゃがいもが入荷しています。
大きくて、手にとるとずっしりしていますね。
じゃがいもが大好き、というはなおかさん。今日も笑顔が素敵です。
はなおかさん、新じゃがいもって普通のじゃがいもとどう違うんですか。
「普通のじゃがいもと新じゃがいもの違いは、収穫時期です。普通のじゃがいもは秋に旬を迎えますが、新じゃがいもは春先から初夏にかけて収穫されるんです。貯蔵することなく出荷するので、新鮮なじゃがいもなんですよ」
秋の味覚、というイメージでしたが、年に2回もじゃがいもがおいしい時期があったなんて知りませんでした。新物を食べて季節を感じるって良いですよね。
「普通のじゃがいもはその多くが北海道産だとされていますが、新じゃがいもの生産地は主に九州です。ビタミンCが豊富に含まれていて、疲労回復などに良いと言われているんですよ。じゃがいもってお子さんにも人気だし、いろんな料理に使えるので、ぜひ食べてほしいです」
ポテトサラダ、フライドポテト、じゃがバター、コロッケ……。考えてみると、じゃがいも料理っていっぱいありますよね。はなおかさんのおすすめの食べ方を教えてください。
「新じゃがいもは水分量が多いので、ポテトサラダなどに向いています。おすすめはやっぱりじゃがバターですね」
はなおかさんのおすすめ、新じゃがいもをじゃがバターでいただきました。
私、じゃがいもを洗うときに感じる土の香りが好きなんです。みんな、一度は芋堀りって体験したことがありますよね。自分の手で育てて、自分の手で掘り起こした土の中から、立派に育ったじゃがいもがごろっと顔を出したときのあの感じって、ほかの何にもかえられない感動があると思うんです。
ふかしたじゃがいもに十字の切り込みを入れると、湯気とともにふわあっとじゃがいものいい香りが。そこにバターをのせると、じわじわと溶け出して濃厚な香りも立ち昇ってきます。いますぐかぶりつきたい!
熱々のじゃがいもは、はなおかさんの言う通り水分を多く含んでいてしっとりしています。飲み込んだあとも甘みと旨味が舌に残ります。皮と一緒に食べることで、旨味がぐっと深まる気がします。
「バターがじゃがいもの旨味を引き出していますよね。僕、じゃがいもにはまりすぎて、毎日じゃがバターを食べてた時期があったんです。それで、じゃがいもにもいろんな品種があって、それぞれに味や食感が違うんだなって、気づいたんです」
たしかに、よく食べるじゃがいも料理って、すでに潰されていたり、しっかり味が付けられていたり、そのものの味や食感を感じることって少なくなっているかもしれません。私も久しぶりにじゃがいもを食べたって気がするし、ちゃんと土の味がするって気づきました。
余ったじゃがいもは、フライドポテトにしてみました。揚げたてに塩を軽くふるだけ。食べなれたもののはずなのに、油で揚げるだけでじゃがいもってこんなにおいしくなるんだ、とあらためて発見した気分です。
定番のポテトサラダも、じゃがいもの潰し加減や具材など、各家庭によっていろんな形がありますよね。「僕はよくピクルスを刻んで混ぜますよ」とはなおかさんが教えてくれました。そういえば、私の家ではりんごやパイナップルが入っていました。
2月のキッチンカウンターでは、しば漬けを使ったポテトサラダを紹介しました。ぜひ、おうちで試してみてくださいね。→レシピは
こちら
こうやって、ちゃんとじゃがいものことを考えて食べると、なんだかいつもよりじゃがいもの味がわかる気がしました。
「売場には、果肉のしっかりした新メークインも入荷しておりますので、食べ比べも楽しんでほしいです」
はなおかさんおすすめの新じゃがいもを、皆さんもぜひ味わってみてくださいね。きっと、気づかなかったじゃがいもの味を見つけられますよ。
鹿児島県産『新じゃがいも』1袋 消費税込 198円
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