あの人に会える、特別な贈り物、分け合う料理……。12月は「待ち遠しい」季節ですよね。そんなわくわくを待つ時間に、「ブーランジェオクダ」の『シュトーレン』はいかがですか。
地下1階にある「ブーランジェオクダ」は、オーナーである奥田さんがたくさんのパン屋がひしめく京都で、ほかにない「ブーランジェオクダ」だけの味をつくろうと立ち上げたパン屋さんです。
プチバゲットにあんこと厚めに切ったバターを挟んだ『あんバター』は無印良品 京都山科店で1番人気。限界まで砂糖を押えているからこそ、やさしい甘みのなかに小豆の風味をしっかりと感じるあんこ。素朴なフランスパンに馴染みが良く、口のなかで溶け遅れてやってくるバターのまろやかさがたまりません。この1年間で約7,500個も売れました。
そして、この季節におすすめなのが毎年定番のシュトーレンです。以前、奥田さんにシュトーレンについてお話を伺いました。
「一般的なシュトーレンは、ナッツやドライフルーツを練り込んだ、スパイスの効いた発酵菓子なんですが、当店では食べやすいようにスパイスを少し控えめにしています」
ドイツ発祥とされるシュトーレンは、アドベントに少しずつ食べる習慣のある伝統的なお菓子なんだそうです。
「スパイスを効かせるのも、最後に溶かしバターと粉砂糖でコーティングするのも、長期保存するためなんです」
保存料などを使わなくても、クリスマスまでの間を楽しむための知恵が詰まっているんですね。
グランマニエというオレンジのお酒に1ヶ月漬け込んだ2種類のレーズンやさわやかさをだすためのオレンジピール・レモンピール、それに砕いたアーモンドが練り込まれたブーランジェオクダのシュトーレン。
「前日に生地をつくっておいて、ドライフルーツなどを練り込んで焼き上げます。冷めるまで待ちコーティングをしたら、一晩寝かせて、袋詰め。完成までに3日はかかります」
1か月も前から仕込み、じっくり時間をかけて仕上げる丁寧さ。レーズンなんて食感に違いがでるよう熟したものと若いものを入れているんだそう。
生地はほろほろほどけ、粉砂糖が舌の上でじわりと溶けます。じっくり漬かったドライフルーツの甘みとナツメグやシナモンのスパイスの香りがふわっと広がります。いろんな風味や香りが混ざり合い、調和している味わいに、食べる人を想った細やかな仕事を感じます。
奥田さんがお店を出したときからずっとつくり続けてるというシュトーレン。一年に一回しかつくらないものだから、込める想いもひとしおです。
ごろっとした形や何層にも折り重なった生地、この奥深い味わいも、きっと人の手でつくるから出来上がるものだと思うんです。シュトーレンをかじったときに思わず笑顔になるのは、職人さんがパンに込める気持ちのスパイスが効いているからなのかもしれませんね。
ぜひ、みなさんもブーランジェオクダさんのシュトーレンを食べながら素敵なクリスマスをお迎えください。
『シュトーレン』S 消費税込 1,430円
M 消費税込 2,970円
#4週間
#保存食
#ギフトを贈ろう
#1日1枚の特別
#カウントダウン
#今年も待ってた
#なくなる頃には
#見た目はトンネル?
京都山科を店舗フォローして、毎日の新鮮なおいしい情報やイベントの最新情報をチェックしてくださいね。右上のフォローボタンがエンジ色になればフォロー完了です。
無印良品 京都山科