【京都山科】いちごじゃないよトマトだよ｜いっしょにつくろう

　無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
　現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。

 
　「休日の朝は少しだけ手をかけた朝ごはんをつくってみませんか」

　今回は小川先生が食パンを活用したレシピ2つを教えてくれます。ブーランジェオクダさんの食パンを使いましたよ。


■トマトホイップサンド

　「トマトにホイップクリームですか？」と半信半疑なキッチンカウンタースタッフ。

　「トマト農家さんとの出会いで、トマトについて深く向き合ったことがあるんです。最近は甘い品種も増えたし、ジューシーで色味もかわいらしい。私、トマトは果物だと思っているくらいです。いちごの代わりにとクレープなどをよくつくるんですよ」
 
　今回使用したのは和歌山県産ミニトマト『アイちゃん』。

　「このレシピにはゼリー質が少ないトマトがおすすめ」

　ポイントは八分立てにした生クリームにゼラチンを加えること。そうすることで、クリームがしっかりとしトマトとの一体感もでるんです。
 
　サンドイッチは切ったときの見え方も大切ですよね。隙間をうめるようにクリームをかぶせ、ラップで巻いたら2時間以上冷蔵庫で冷やしましょう。
 
　断面には思わず歓声が上がるほど。果汁で輝く緻密な赤と真っ白のクリームのコントラストがきれいです。おそるおそるかじってみると……。
 
　「トマトとホイップクリーム合う！不思議です。しっかりした果肉や控えめな酸味も絶妙なバランス」

　「後味にトマトの味をちゃんと感じます。自分ではたどり着けなかった組み合わせだなあ」

■アスパラガスのカルボナーラ風パン

　炒めて、落として、放っておくだけの「アスパラガスのカルボナーラ風」はパンとの相性も言わずもがな。
 
　「スーパーなどでは通年出回っているアスパラガスですが、やわらかさのある春がやっぱり一番」
 
　無印良品の『ステンレス兼用フタ ガラス窓付き』なら、窓から黄身の加減を確認すればお好みのタイミングに仕上げられますよ。

　「今回はパンに合わせるので、通常のレシピよりも少し水分を飛ばしました」
 
　ナイフを入れると黄身がとろりと。

　「とても簡単なのにちゃんとカルボナーラ。これが朝出てきたらうれしいですね」

　「粉チーズと生クリームがクリームチーズに変身してます。アスパラのしゃくしゃく食感ってほかになくて好きだな」
 
　休日の家族が集う食卓に、いつもよりちょっとうれしくなる朝食はいかがですか。朝に欠かしがちな野菜補給にもなりますよね。




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