無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今日は渡邉先生と野菜たっぷりのサンドイッチをつくります。
■新じゃがいもとビーツのサラダ
「ビーツって野菜を食べたことありますか?かぶにもじゃがいもにも見えるこの野菜は、てんさい糖の原料となるテンサイ(甜菜)の仲間とされる根菜。ロシア料理のボルシチでよく知られていますよね」
私、初めてみました。茹でてアク抜きしたビーツは赤紫色。色味に圧倒されますね。
「ビーツはアクが強いので下茹でするのがおすすめ。この赤色はポリフェノールの一種だそうですよ」
調理の前に茹でたビーツを味見してみました。この香りは……ほうれん草の根っこ!かぶのような食感で、たしかに砂糖の原料になるのも納得の甘みがあり、土の香りが鼻に抜けます。
「ビーツにはカリウム、ビタミンB6、葉酸など女性にうれしい栄養素が豊富なのだそう。でも、私ビーツが苦手で……。今日はそんな私でも食べられるサラダをご紹介します」
つくり方は茹でたビーツと電子レンジで加熱した新じゃがいもをマッシャーで混ぜるだけ。赤と白が見る見るうちに鮮やかなピンク色になっていきます。野菜からこんな色が生まれるなんて驚きです。
色からは想像できないさっぱりとした味わいで、ビーツの甘みをクリームチーズがまろやかにしてくれています。いろんな料理との相性が良さそう。じゃがいもと合わせることで土臭さが気にならず、まさに木を隠すなら森の中ですね。
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菜の花とほたてのレモンバター炒め
今日のキッチンカウンターは春の陽気ですね。
にんにくとオリーブオイルで炒めたほたてに菜の花を加えさっと炒めたら完成です。
菜の花のほろ苦さとほたての旨味がマッチして、お酒のおつまみにもぴったり。
「菜の花は花が咲いても十分おいしさを感じられるので、ぜひお花ごと食べてくださいね」
春の短い期間にしか食べられないから、捨てることなくじっくり味わいたいものです。
「さあ、今日はつくったサラダとリーフレタスやにんじんをつかってサンドイッチづくり!」
菜の花とボウルからはみ出すほど立派なリーフレタスは渡邉先生の畑で採れたもの。パンは地下1階にお店のある「ブーランジェオクダ」の『パンドミー』を使います。
「私はレタスいっぱいで」
「断面のことを考えないと……」
「こういうときは思い切りが大切!」
みんな思い思いに野菜を重ねていきます。サンドイッチづくりってそれぞれの性格が出ますね。
最後にむぎゅっとラップで包んで、ナイフを入れると、わあ!っと歓声があがりました。白に挟まれた、緑、ピンク、オレンジは見るだけで楽しい気分になります。
良いお天気だったので、無印良品のホーロー保存容器に詰めてピクニック。キッチンカウンタースタッフお気に入りの「
ブロッコリーのクミンマヨネーズ和え」もつくりました。
「サンドイッチって正解がないからおもしろいですよね。例えば、キャベツの千切りと好きなフライでも、卵だけでもパンで挟めばサンドイッチ。今日のように見た目を考えてつくる楽しみもありますしね」
「これひとつでおなか一杯です。野菜がたっぷり食べられるのもうれしいなあ」
やわらかな春の陽の下で食べるとおいしさもより一層増します。自然を感じながらごはんを食べるといつもは見逃してしまう幸せに気づくことが出来るんですね。
皆さんもぜひ、春のあたたかさと旬の野菜でごはんの時間を楽しんでくださいね。
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