今日のように寒い日、お昼ご飯はほっと心があたたまるものを食べたいですよね。
地下1階のお惣菜屋『咲菜(さかな)』では、毎朝お店で手づくりしたお惣菜やお弁当がたくさんあります。お店からはおだしのやさしい香りが……。
「いっぱいあって迷うでしょう」
と話しかけてくれる咲菜のスタッフさんたち。お母さんを思わせるあたたかい笑顔に、寒さで固くなっていた体がふっとほどけていくようです。
「お惣菜は量り売りができますし、炊きたてのごはんもご用意しています」
見ているだけでおなかが空いてきました。
「中でもおすすめのお弁当は『咲菜』定番の『愛情たっぷり弁当』ですね。メインが鮭とサバの二種類あるんです」
おかずもごはんも種類豊富ですね。
「サバ弁当には人気のお惣菜“茄子とじゃこの炒め煮”が入っていますよ」
種類によっておかずやごはんの内容が違うので、どっちにしようか悩んでしまいます。
「宮城県産の銀鮭は鮭本来の味を感じるように塩加減を調整し、日持ちや色合いを良くするための添加物などは使っていません。同じ宮城県産の金華サバは程よく脂がのっていて、青魚特有の臭みを感じにくいんですよ」
「また、お米は岩手県産の『ひとめぼれ』という品種なんです。お米を天日干しで乾燥させたものだけを使っているんです。そうすることでお米のアミノ酸が増すんですよ。それにこの時期は新米なので特別おいしいですよ」
とっても詳しいんですね。素材のことをなんでもお話してくれます。
「私たち『咲菜』のスタッフは、できる限り国産で、生産者さんの姿が見える食材を使いたいという思いから、季節ごとなどに素材の産地に足を運んでいるんです。『ひとめぼれ』は実際に田植えや稲刈りを体験しましたし、夏には奈良に茄子の生産者さんを訪ねました」
このお弁当のひとつひとつの素材にも選んだ理由があるということですね。生産する苦労も知った人たちが素材を選んでつくってくれるお惣菜って、これ以上ないほどの“食”への愛情を感じます。
なんだか食べることに緊張してきました……。
いただきます。サバの脂の具合がちょうどいいです。冷めていてもぱさぱさしないし、教えてもらった通り臭みがなくさっぱりしています。銀鮭は控えめな塩分がさらに旨味を引き出していて、濃厚な鮭の味を感じます。
そして、驚いたのはお米の味です。甘くてとってもいい香りがします。花のような、刈ったばかりの田んぼのような豊かな香りが噛むたびに広がっていきます。
なんだか今日はいつもよりごはんがおいしく感じます。『咲菜』の皆さんのお話を聞いたからでしょうか。おいしいと思って食べるとおいしい味がするんですね。
「その“おいしい”に気づいてくれたことが私たちはとっても嬉しいです」
ぜひ、『咲菜』さんのお弁当を食べて、たっぷりの愛情を感じてくださいね。
宮城県産『愛情たっぷり弁当(鮭)』1パック 消費税込 669円
宮城県産『愛情たっぷり弁当(サバ)』 1パック 消費税込 637円
京都山科を店舗フォローして、毎日の新鮮なおいしい情報やイベントの最新情報をチェックしてくださいね。右上のフォローボタンがエンジ色になればフォロー完了です。
無印良品 京都山科