最近本を読みましたか。読書をするとこころが動き、満たされた気持ちでいっぱいになります。本を読むとそこには出会いがあり、いつでも誰かの温度を感じるのです。さあ、好きな本をひらいて、こころに栄養を届けましょう。
おたよりでは、京都山科のMUJI BOOKSから、本が大好きなスタッフがえらんだ1冊を紹介します。
本のあるくらしがこれからも続きますように。
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『月のこよみ 2021』誠文堂新光社
こんにちは、BOOKS担当です。
新しい年を迎えてあっという間に2週間が過ぎ、ぐんと寒さも増してきましたね。その寒さに、指先や髪を掛けた耳がじんじんするのは辛いけれど、澄んだ空気のおかげで夜空を見上げるのが楽しい季節でもあります。
そこで今日ご紹介するのは、毎年この時期にMUJI BOOKSに登場するこちらの本です。穏やかで優しい語り口調の文章や、そこに添えられた版画のイラスト、ちょっとざらっとしていて厚みのある、さわり心地のいい紙。これらがただ月や夜空のことを教えてくれるのではなく、手に取ったこちらの気持ちまで鎮めてくれます。
この本を開くと、夕飯を食べたあと、学校から持ち帰った星座早見盤を持って、近くの公園のジャングルジムのてっぺんから夜空を見上げた、小学生の頃の記憶がよみがえるんです。よく父がつきあってくれました。きっと母はその時、夕飯の片付けをしていたんだろうな。
実家のリビングの前には畑が広がっているので、夜はちゃんと暗くて夜空を眺めるにはうってつけなんです。新年を迎えてすぐに歳を重ねた父。今年は両親との新年の挨拶をビデオ通話で済ませてしまって、しばらく実家にも帰れそうにないので、この『月のこよみ』を贈ろうかな。私も持っているので、月の話題で電話をかける機会が増えそうです。
今年最初の満月は1月29日で、かに座の上でかがやくそうですよ。
『月のこよみ』は1階 Open MUJIの丸いテーブルにあります。
ぜひ手に取ってみてください。
#夜空を見上げて
#月を眺める
#澄んだ空気
#吐く息が白い
#満月
#1月29日
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