【京都山科】待つ時間も楽しい、果実酒用ビンの季節です。

　1階のキッチン用品売場に、『果実酒用ビン』が入荷しました。毎年この季節にビンを見かけると、さわやかな季節の訪れに胸が躍ります。
  　今年はなにを漬けようかな。
　季節の果物に、漬け野菜、紫蘇ジュース、らっきょう……。梅の入荷はもう少し先ですね。
  　地下1階の青果売場を歩きまわり、みつけた季節の果物と野菜でシロップとピクルスを漬けてみました。
  　まずは下準備。アルコールでビンを拭きとります。
  　果物は皮を剥いて、野菜は細長く食べやすいように切っていくと、さわやかな香りがひろがります。
  　果実シロップは、精製されたてんさい糖と切った果物を交互にビンに落としていきます。
　りんご、レモン、オレンジ、キウイ。今の季節は柑橘がおいしい時期なのだそうです。
　明日からお世話するシロップだから、ぐっと愛着がわくように、ビンの横顔も気にしながら詰めていきます。
  　ピクルスは隙間のないようにぎゅうぎゅう詰めにしていきます。
　きゅうり、パプリカ、トマト、にんにく、新たまねぎ。
　色あわせも楽しんで、図工の時間みたいです。
  　果実シロップは最後にお砂糖でふたを。
  　ピクルスは無印良品の『昆布の出汁酢』で漬けました。
　昆布の旨みとまろやかな酢が、お漬けものにぴったりなんです。もちろん料理や酢飯にも使いやすいですよ。
  　できあがったシロップとピクルス。じぶんでつくるといっそう愛らしく感じます。
　できるまでを待つ時間も楽しみのうち。シロップは2～3週間ほどで砂糖が溶け、ピクルスは明日には食べごろだそうです。

　季節の食べ物をビンに漬けるとき、五感で季節を味わっているなという実感があります。野菜を手に触れたときのみずみずしい感触、果物の甘酸っぱい香り、色鮮やかな彩り、包丁が果肉を分ける音、そして出来上がりのおいしさ。テレビやスマホでは決して味わえない、充実したよろこびがあります。
　もう少しで梅が入荷しますね。春夏秋冬、漬けたいものばかりです。みなさんもぜひ果実酒用ビンを使って、季節の楽しみを追いかけてみてはいかがですか。


『果実酒用ビン 約4L』消費税込1,990円
『果実酒用ビン 約2L』消費税込1,790円
『果実酒用ビン 約1L』消費税込1,490円
『昆布の出汁酢』300ml 消費税込450円



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