わたしたちはどうして掃除をするのでしょう。
毎日の家事のなかの掃除、チャイムと同時に始まる掃除、仕事としての掃除……。掃除は、目が覚めて顔を洗って、歯を磨くように、くらしの流れに溶け込んだ行為です。
でも、それは“掃いたり拭いたりして、ごみやほこり、汚れなどを取り去ること”だけではないように思います。掃除を通して生まれるすがすがしい気持ちや感情の整理、見える景色など、そこには感じ良いくらしの本質が潜んでいるのかもしれません。思えば、私たちはいろんな意味でずっと掃除をしているみたいです。
無印良品 京都山科では、「みんなで掃除をしませんか?」とスタッフがみんなに呼びかけて「そうじ部」が発足しました。
「11月でオープン2周年。いつもお店をご利用いただいている地域のみなさまに、私たちも何かできないかと考えて、ラクト山科周辺の清掃活動からはじめようと思ったんです」
第1回はラクト山科のまわりの歩道を掃除。掃除に使うごみ袋やトングは山科区にある「山科まち美化事務所」のご協力により提供いただきました。
毎日何気なく歩いている道も意識が違うだけで、道に落ちるいろんなごみに目が留まります。
見た目はきれいな生垣ものぞけばごみの隠れ場所。
土に還るかと思いきや、実はたばこのフィルターにはプラスチックの一種が使われているんだそうですよ。
約30分間の清掃で集まったごみはこんなに。傘なんて大物もつかまえました。
自分たちがくらしの中でどんなごみをだしているのかを知ることは、ごみ問題と向き合う最初の一歩なのかもしれませんね。
うん、いつもの道もなんだか気持ち良く感じる。
週に1回の掃除も次回で5回目。前回は山科駅周辺を清掃しました。
「今後は、山科地域の学校や施設を訪問し掃除活動の輪を広げていきたいと思っています。いまはお店のスタッフのみで活動中ですが、これからはそうじ部の部員を募集して、地域の方ともいっしょにそうじができればいいなと考えています」
掃除を通して、人と人がつながり、街がきれいになっていくことは、人との交流を遮断せざるを得なくなったいまの生活の小さな希望のようにも感じます。
そうじ部はこれからも活動を続けていきます。地域のみなさまともご一緒できる機会があるときは、ぜひ私たちと掃除しませんか。
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