無印良品 京都山科では先日、料理教室と暮らしの雑貨店「Relish(レリッシュ)」主宰&「Relish食堂」店主の森かおるさんをお招きして、トークイベントを開催しました。今回はその様子をお届けしますね。
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小さなころから絵を描いたり、ものづくりが好きだったという森さん。子育ての最中に気づいたことが、料理教室をはじめるきっかけとなったとお話くださいました。
「食べたものがそのまま体に影響するということを子供が生まれて改めて気づいたんです。人間が食べたもので日々大きくなる、当たり前のことに衝撃を受けました」
久しぶりのトークイベントでしたが、たくさんの方がご参加くださり、森さんの明るく快活な笑顔とお話に頷いたり、笑ったり。
月刊誌の連載を機に、精進料理にも意識を向けるようなった森さんは、乾物の存在や災害食にもおすすめなことに気づき、切り干し大根はチャプチェにも変身するし、お揚げでつくるサンドイッチはおやつにも良し、おぼろ豆腐にきなこ黒みつが合う……。など精進料理と向き合うたびに楽しい発見がたくさんあったのだそうです。
イベントの後半はみなさんお楽しみのライブキッチン。今回はご自身の著書『精進ごはん―おうちでできるレシピ108』(東本願寺出版)の表紙にもなっている、「高野豆腐の唐揚げ」をご紹介いただきました。
「油ハネを心配する方がいらっしゃいますが、水を切って衣をつけるので、はねないので安心してくださいね」と森さん。下味にラー油や七味などでピリ辛味にするとお酒のお供にもぴったりだそうですよ。
揚げたてをみんなで試食。炊き物だとぽそぽそとした食感の高野豆腐ですが、調味料を吸わせて揚げると、ふんわりもちっとした不思議な食感がクセになります。
「初めての食感」
「アレンジ効きそう。おやつにもいいですね」
など会場からはおいしい声が飛び交いました。
「まだまだ揚げてるからいっぱい食べてね」とエプロン姿の森さんはまさに食堂のお母さん。「もういっこ食べたい」と思う温かい味は、お子さんを、食べる人を、つくってみたいと思う人を想ったレシピだからなのかもしれません。「食べてね」には「生きてね」がこもっているという東本願寺出版の藤崎さんの言葉にも納得です。
今回イベントにご参加いただけなかった方も、当店のMUJI BOOKSでは森かおるさんの著書も取り扱っておりますので、ぜひご覧ください。また、大山崎にあるお店も京都から20分ほどで行けるそうなので、夏休みのお出かけに遊びに行ってみてくださいね。
→RelishのHPは
こちら
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