こんにちは、無印良品 野々市明倫通りです。
今日は、野々市市押越の古着屋、『WARD ROBE』さんをご紹介します。
店主の方に、古着の魅力や店名に込めた想いなど、お話を伺ってきました!
店内に並ぶ古着たちは、変わった襟のかたちや華やかな柄、めずらしい色合いのものなど、どれも味のあるものばかり。
年代や国は限定せず、店主の方が惹かれたものをひとつひとつ買い付けているそうです。
メンズ・レディース両方ありますが、どちらかというとメンズが多め。
古着のほか革製の小物も取り扱っています。
店主の方に古着の魅力について伺ったところ、たとえばと例にあげてくださったのが、このオーバーオール。
1950年代のアメリカのものらしいですが、ところどころに、ちいさな破れやペンキのシミがあり、金具にもサビが見られます。
今では普段着のオーバーオールも、当時は作業着として着られた洋服で、破れは使い込む中で自然とできたもの。
ペンキのシミは、ペンキを塗る仕事の中でついたのだろうとのことでした。
ダメージ加工やペイントがされた洋服はありますが、意図的にほどこしたヴィンテージ加工には絶対に出せない味が、古着にはあるとお話ししてくれました。
製造年が表記されているわけではないのに、なぜ年代がわかるの?という質問には、生地やつくり、デザイン性のちがいなど、洋服にはその年代ごとに特徴があると教えてくれました。
なるほど、とは思ったものの、見ただけで年代がわかるというのは、数多くの古着に触れてきた店主の方だからこそですね。
お話を伺ったあとに、1着1着あらためて古着を見てみると、こうして時代も海も越えて、今ここにあることが、とても特別なことに思えてきました。
店名は、「みなさんにとっての衣裳部屋のような店でありたい」という想いから付けたそうです。
以前の持ち主への想像をかき立てられるような、そんな一着を探しに行きませんか。
WARD ROBE
〒921-8803
石川県野々市市押越2丁目18ホワイトハウス102
076-248-6038
定休日:不定休
営業時間:11:00~19:00 ※現在は13:00~17:00に縮小中。
無印良品 野々市明倫通り