こんにちは。カラフルタウン岐阜です。
今回はスタッフが見つけた無印良品的ユニバーサルデザインの第2回目、「
アナログ目覚まし時計」を紹介していきます。
一見シンプルな目覚まし時計ですが、実は誰でも使いやすいように色使いが工夫されたユニバーサルデザインの商品なんです!
みなさんは「色覚特性」という言葉を聞いたことはありますか?
眼球の色を認識する細胞の違いによって見えない色があったり、色の違いを識別できない色があるという特性を先天的にもつ人が一定数存在します。中でも赤色や緑色の見分けが難しいケースが多いそうです。
その特性を持っている人は『信号機は光っている“色”ではなく、光っている“場所”で止まれ進めを判断する』『色で分けて書かれている路線図なども色ではなく文字からたどって見分けている』といった、日常生活での不便が伴うそうです。
当店スタッフのご家族にもこの特性をお持ちの方がいて、「生焼けかどうか見分けがつかないから焼肉はよくこ焦がす」
「兄弟色違いお揃いの服を親が用意したが、自分用か兄弟用か色の違いが判らなかった」といったご家族の経験談を聞きました。
実は「ひまわり」で有名な画家ゴッホもこの色覚特性をもっていたと言われています。
つまり、多くの人がゴッホの絵で感じている色の世界観と、ゴッホ自身が表現しようとしていた色の世界観は違っているかも?!
なんて、話がそれてしまいましたが、色覚特性を持つ人にとっては、世の中の一般的とされている色遣いが、使いづらいことが多々あります。
一般的に時計のに使われているアラーム針が目立つための赤い色も、色覚特性のある人にとっては赤い針と黒い針を見分けることが難しい場合があるそうです。
今回紹介する「アナログ目覚まし時計」は色のユニバーサルデザインの考え方から比較的見分けがつきやすいといわれている黄色の針がアラーム用針に採用されています。
時計の針も黒と黄色の組み合わせの方が方が見間違いが少なく、色覚特性がある人も見分けやすくなっています。
「
アナログ目覚まし時計」には、ほかにも使いやすいポイントがあります。
実際に目覚ましのアラームをセットしてみましょう。
背面にある小さなアラーム針用のつまみを回す方法もありますが、この時計は、この様に時計本体の周りの部分をひねると・・・
「くるくる・・・まわった!」
なんと時計本体の周り部分を回すだけでアラームの時間がセットできます!
細かいつまみを回す必要がないため、指先を使っての細かい作業が苦手な方も難なく使いこなすことができます。
また、シンプルでインテリアになじみやすいデザインになっています。
こんな秘密が隠されている「
アナログ目覚まし時計」ぜひ店頭で見て、触れて使い心地を確かめてみてください。
(そしてゴッホの絵を一度見てみてください)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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