7月のMUJI BOOKSの特集は『あたらしい習慣』。
今年は、これまでと違うあたらしい習慣で日々を送っている方も多いと思います。お家で過ごす時間も増えたことで、本を読む時間が増えた方も多いのでは。
今回はこの中から、お家で過ごす日常に楽しめる、ことばにまつわる本をご紹介いたします。
『あいうえおさん』
出版社:河出書房新社 文:森 絵都 絵:荒井 良二 税込 1,650円
荒井良二さんの絵と、森絵都さんの文章で、あいうえお順に繰り広げられることば遊び。四四語調で韻を踏んだことばのチョイスがおかしくて、私も一人で読みながら笑ってしまいました。荒井良二さんの絵も何ともゆるくてかわいい。何も考えず、笑ってほっこり幸せな気分になれる一冊。
『幸せに気づく世界のことば』
出版社:フィルムアート社 著者:メーガン・C・ヘイズ 絵:イェレナ・ブリクセンコヴァ 訳:田沢 恭子 税込 1,760円
世界にはたくさんの国があり、様々なことばで話されます。直訳では本来の意味までは伝わらないことばがたくさん。その中でも、その土地の文化や暮らしに根ざした幸せなことばを集めた一冊。たった一言でも、その背景には様々な意味合いが含まれているのがとても面白い。意味を知るのと知らないのでは、気持ちにもとても大きな違いがあります。ちなみに日本語では「静寂」が紹介されています。この言葉の本来の意味、わかりますか?
『日本の哲学者とお茶を飲むー賢人が到達した答えー』
出版社:東邦出版 著者:白取 春彦 税込 1,650円
西田幾太郎、三木清、鈴木大拙、二宮尊徳、田中正造兼好法師、道元、世阿弥。日本最高の“智”と言える8人にお茶を飲みながらインタビュー、という斬新な一冊。気づけば設定だというのを忘れてしまいそうな位、そのことばは心に響いてくる。彼らが生きていたらこんな感じで話すのかなぁ、なんて想像してしまいます。堅くなく読みやすいので、ぜひ偉人たちと一緒にお茶を飲みながらどうぞ。
『あたらしい習慣』は7階Open MUJIにて展開中。本のことばをきっかけに、皆さまのあたらしい習慣の中の幸せを感じてみませんか?
ぜひ店頭でお手に取ってご覧ください。
MUJI BOOKSはこちら
無印良品 広島パルコ