無印良品 広島パルコは、2019年から山県郡安芸太田町の三段峡や、井仁の棚田を魅力を伝えるべく、地域の方々と一緒にイベントを行っています。
その中で知ることになったのが、空き家の存在。安芸太田町には現在空き家が800戸、さらに空き家予備軍とされる家も800戸もあるのです。人口減少や高齢化による影響がここまで現れていることに愕然しました。
そこで、新たなプロジェクトがスタート。安芸太田町の『地域商社あきおおた』との協業で、空き家を活用し移住促進をしていきます。空き家をリノベーションし、移住先の住まいとして使っていただくのです。
移住が決まるまでは、実際に移住体験をしていただいたり、地域のイベントの場として活用する予定。
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地域商社 あきおおた はこちら
今年の冬の終わりに、その記念すべき一棟目となる家のリノベーションが完成し、家具の搬入に行ってきた時の様子です。
それがこちらの一軒家。庭もとっても広く、家の横にはとても立派な蔵もあります。
到着後、早速カーテンレールを取り付け、キッチンにはブラインドを設置。
そうこうしていると丸和運輸さんが到着。家具の搬入がスタートです。
ベッドやソファやテーブルなど、どんどん運び込まれました。
そして、遂に搬入完了。
まずはリビングから。
【BEFORE】
【AFTER】
昔ながらの和室が、落ち着いたフローリングに。広いリビンングには『
ソファベンチ』を配置。寝そべったり遊んだり、ゆったり使えます。
奥の寝室には『
脚付マットレス』を。
そして、キッチンはこちら。
【BEFORE】
【AFTER】
『
無垢材テーブル(引出付)・オーク材』と『
オーク材チェア・綿平織・ベージュ』を中心に。やさしい色合いで統一されてます。
奥の和室も。
【BEFORE】
【AFTER】
こちらも『
脚付マットレス』を。柔らかい光が差し込む、気持ちの良いお部屋になりました。
リビングは一面大きな窓があり、こんなに美しい風景が見られます。
見違えるほど素敵にリノベーションされたお家に、無印良品 広島パルコのインテリアアドバイザーがお部屋をプランニングしました。
素晴らしい出来上がりに私たちも大感動。
安芸太田町には三段峡や温井ダムなど観光地や、恐羅漢スキー場もあります。ここを拠点にして、いろんな場所に遊びに行くのも楽しそう。
新しい仕事のカタチとして、休暇を兼ねてリモートワークを行うワーケーションの場として使っても良いなぁ、なんて夢が広がります。
この家を、『はじまりの家』と名付けました。
安芸太田町移住促進計画のはじまり(起点)であり、古民家再生事業のはじまり。
住まわれる方の安芸太田町生活のはじまり。
無印良品と安芸太田町のみなさんの想いのはじまり。
そんな、いろんな“はじまりの家”になるように、という願いを込めました。
『はじまりの家』は、まもなく始動します。
今後もこちらのfrom MUJIで情報を発信していきますので、どうぞお楽しみに。
無印良品 広島パルコ