【仙台ロフト】分譲マンションから複合施設「Blank」へ|エコラの商業店舗事例

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MUJI Support/インテリアアドバイザー

2022/04/29

こんにちは、仙台ロフトです。
 
MUJI Renovation Clubでは、地域のリノベーション会社さまと無印良品が連携し、住まいのお手伝いをしています。
無印良品に限らず、“リノベーション”という家づくりの方法を通して、
日本のくらしや住まいの在り方を考え、実践していくための活動を行っています。
 
今回は宮城県を拠点にリノベーション事業を運営されている株式会社エコラ様の商業店舗事例をご紹介致します。
目にする機会も多い建物なので、読者の皆様の中には「あっ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
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こちらは仙台市・大町にある、1棟まるごとコンバージョンされた複合施設の「Blank」です。
「コンバージョン」とは、建物を大規模改修により用途変更し、付加価値を付けて新しく甦らせる工事のこと。
既存建物の使用可能な部分は活かして再生させるため、地球環境を配慮した建築のあり方として注目されています。
 
元々は築46年の分譲マンション。建替えの計画案もありましたが、近年の建築コスト上昇により断念し、
この建物を地域のために再活用してほしいというオーナーの強い想いを受け継ぎ、本プロジェクトを始動したそうです。
地下1階はイベントスペース、1階はローカルラウンジ、2階はシェアラウンジ、3階はオフィス、4階がホテル(※4/29.現在準備中)、5階以上がSOHO&アパートメントの構成です。

■Before:1階 テナント
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■After:1階 ローカルラウンジ
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街に開かれたローカルラウンジは、外との境界線を無くすかのように広がる大きな窓と縁側の席が特徴。
この場所を目的に訪れる方も多く、地域に新たな人の流れがつくられています。
 
■Before:2階 テナントオフィス
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■After:2階 シェアラウンジ
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テナントオフィスだった2階は、シェアラウンジに生まれ変わりました。「働く」「暮らす」「遊ぶ」「食べる」など、多様な人々が繋がる空間となっています。
躯体を活かしたオリエンタルなデザインも、リノベーションだから出せる味ですね。

 
■Before:分譲マンション部分
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■After:SOHO &アパートメント
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なかなか空室が埋まらなかったという分譲マンションフロアは、賃貸マンションに再生しました。色使いにこだわり、
シンプルでミニマルな水まわり設備を設えたことで、空室待ちになるほど人気の物件となっています。
 
暮らしに合わせて建物を変化させるリノベーションは、住宅だけでなく商業施設でも用いられる手法です。
今回の事例がリノベーションを検討されている方の参考になれば幸いです。
 
以上、エコラ様の事例紹介でした。
建物をコンバーションし、用途を変えることで新しく生まれ変わる。
建物の変化が、新しい価値観や暮らしを創る
価値観や暮らしの変化が、良い環境を生み出す。
リノベーションは、私たちの環境を良いものにする選択肢だと感じました。

今回ご紹介いたしましたエコラ様の会社紹介は以下のリンクでご覧いただけます。

株式会社エコラ様HP
MUJI Renovation Club HP
 
無印良品仙台ロフトでは地域のリノベーション会社の紹介をおこなっております。
リノベーションに興味があるけど何から調べてよいか分からない、どこに相談してよいか分からない、
という方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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