こんにちは。MUJIBOOKS担当です。
本の売場を担当してから
ずっと気になってた本があり
この度、読書大好き担当者が購入し
読んでみました!
素敵な本だったので、皆さんに
紹介したいと思います。
「自分らしさ」はいらない くらしと仕事のレッスン
2017年発行 著者:松浦弥太郎 出版社:講談社
税込:1,430
松浦弥太郎さんは、「暮しの手帖」を
はじめとする暮らしや仕事における
学びや楽しさを題材とした、たくさんの
書籍を出版されている方です。
皆さんも一度は、「自分らしさ」ってなんだろう
こんなの「自分らしくない」「○○さんらしいよね」
などと思ったり、口に出したことが
あるのではないでしょうか。
この本は、自分らしさを捨て、自分らしさを
更新し、可能性を広げていくための
「心のつかい方」が大きなテーマとなっています。
その中でも、目を引いた言葉を抜粋したいと思います。
”私達のほとんどは、頭だけで考えていて
心では考えていません。
心で考えるとは、想像力と感受性を働かせる
ことでもあります。
商品やサービスがうれしいもの、役立つものに
なるかどうかは、つくり手と届ける人の
心によって決まります。
自分の心で意思決定したアイデアやサービスを
提供しなければ、本当に新たな価値を生み出したり
人を感動させることはできないのです。”
確かに、頭だけで一生懸命考えた新しい提案をしても
なんとなく前にも聞いたことがあるような
”似たようなもの”になってしまったり
いわば、自分の中の「ふつう」を通して
きっとこうだろう。このくらいだろう。
と考えて仕事をしていたことも、あったのかもしれません。
新しい一年も始まったばかり。
「心で考える」一年にしようと思いました。
皆さんに今年も素敵な本をお届けできる
ように努めて参ります!
最後に、私が最も心に残った一言をお伝えして
紹介を終わろうと思います。
”身近にいる「心で考える人」とは、強烈な印象はなく
自分の中にすっと入ってきて、いつまでも忘れられない人”
仙台ロフト
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