こんにちは。無印良品 イオン八事です。
12/6(日)に天白生涯学習センターにて行われた『かぼっちと作ろう!八事の蝶々!』という親子イベントに参加してきました。
前編でご紹介した八事の蝶々は明治時代からこの辺りで作られている伝統玩具です。
今回はお便り担当スタッフ親子が実際にイベントに参加し、作った八事の蝶々の作り方についてご紹介したいと思います。
講師は八事の蝶々保存会の安江先生です。なんとスタッフが通っていた小学校の先生をされていたこともあるそうです。
天白区のマスコットキャラクターのかぼっちも登場して、子供達も喜んでいました。(頭は天白区特産のくりあじかぼちゃ、体は八事五寸人参、胸元には八事の蝶々がついています。)
八事の蝶々の材料は竹ひごや和紙を使用します。
天白区内の竹やぶから青竹の切り出しを行い、竹ひごに加工するそうです。青竹は乾燥すると曲げるときに折れてしまうので、切り出してからすぐに加工します。青竹から1ミリほどの細さの竹ひご作りが一番大変だとか…量によりますが3時間ほどかかるそうです。
竹ひごを曲げ、蝶の羽の枠組みをつくるところが、難しく感じました。
枠組みが出来上がったら和紙を貼り付け、はさみで蝶の形に切り、絵の具で色を付けます。
一つは受け継がれている八事の蝶々の色を。
もう一つは自分だけのオリジナル蝶々を作りました。みなさん上手に色を塗っていました。
絵の具が乾いたら持ち手をつけて完成です。
参加されていた地域の方々にもお話を伺いました。
① 元々八事の蝶々は知っていましたか?参加したきっかけは何ですか?
・天白公園のお祭りで見て知りました。子供の学校での工作教室がなくなってしまったのでこちらに参加しました。
・かぼっちもきてくれて楽しそうだったので参加しました。
子供達から
② 八事蝶々作ってみてどうでしたか?
・色塗りが楽しかった。
・かぼっちと一緒に自分の作った蝶々を写真撮れてうれしい。
・竹の工作が難しかった。
皆さん笑顔で作った蝶々をお持ちになっていたのが印象的でした。
帰りに公園に寄り、さっそく蝶々を持って走り回る子供達。
昔は今のようにおもちゃが溢れていなかった時代。自分でおもちゃや遊び道具を作って楽しむという当時の気持ちを感じながら体験することができました。
ありがとうございました。
今回作成した八事の蝶々を店舗内に1か月間飾っています。ご来店の際は、ぜひご覧ください。
懐かしい気持ちになってくださったら嬉しいです。
無印良品 イオン八事