こんにちは。無印良品 泉中央セルバです。
さいきん、子供との会話でよく出てくるフレーズがあります。
それは「〇〇はどうやって作っているの?」です。
お便りを読んで下さっている皆さんにもこういう経験はありませんか?
答えられるものはその場で答えるのですが、
分からないものの方がずっと多く、親としてはなかなか困っています。
その場合はインターネットで検索して答えるか、もしくは
「お母さんも分からないから、今度一緒に工場見学に行こうね」とその場を濁してしまいます。
(今度っていつ?という話ですが…)
そんな折、夕飯の時に聞かれたのが「味噌はどうやって作っているの?」でした。
「大豆と、塩と麹(こうじ)を使うんだよ」と答えましたが、
このタイミングでちょうど
富谷市産大豆を使用した【 味噌づくりワークショップ 】がある事を知り、一緒に参加してみることにしました。
乾燥大豆は3~4回水を変えながら洗い、一晩水につけます。
翌日、大鍋でグラグラ2~3時間茹でます。
大豆を茹でると泡がブクブクたくさん出てきますが、それはサポニンという成分。
植物由来の洗浄剤としても使われているのだそうです。
※ちなみに
無印良品の洗剤は、アブラヤシというヤシの実から採取されるパーム油を使用しています。
大豆のサポニン同様、植物由来の洗剤なので排水後は微生物によって分解されます。
麹(こうじ)と、つぶした大豆を素手で混ぜていきます。
味噌づくりの先生の話によると、
手(皮膚)に存在する常在菌は人によって様々で、
皆でこの作業をすると、色んな常在菌が混ざり“ より美味しい味噌 ”に出来上がるのだとか。
さらに言うと、大人よりも子どもの手の常在菌の方が活発なので、さらに美味しくなるそうです。
※【1つ1つの作業ごと】に全員が手を洗っています。
“ 菌 ”と聞くと「悪いもの!?」と警戒したくなりますが、常在菌は人や家庭ごとに色んな種類があるそうです。
味噌は同じ材料で作っても、常在菌の働きによって、
味が変わってくる(=家庭の味が出来る)のが味噌づくりの面白いところだそうです。
味噌を丸めた“ 味噌玉 ”
空気を抜きながらギューギューに保存袋に詰めていきます。
左から若い味噌です。
右にいくにつれて、熟成が進んで色が濃くなります。
今回作った味噌は半年~1年で完成します。
一緒に参加した子どもも満足気で
味噌づくりは、大人も子どもも一緒にたのしくできる作業で、家でも再現できそうです。
ところで、無印良品ではこのような味噌商品がございます。
左:
国産米でつくった醤油糀 120g 消費税込350円
中:柚子入り はかた地とりの肉味噌 120g 消費税込390円
右:
かつおと昆布の出汁味噌 280g 消費税込550円
チューブに入っているので、出したい量を調整できて便利です。
出汁味噌は、麦と米の合わせ味噌。
お湯でとくだけで、かつおと昆布の風味がきいたて美味しいお味噌汁が簡単に作れます!
醤油糀は、卵かけごはんやお刺身、冷奴を食べるときの醤油の代わりに使ったり
サラダのドレッシングにしたりするのもオススメです!
ちなみに、宮城県の塩竃市にあるオススメの味噌屋さんの味噌が
無印良品のネットストアにありましたので紹介させてください。
(店舗では取り扱いがありません)
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太田屋仙台味噌 8歩麹蔵一番 500g 消費税込750円
ご来店、お待ちしております。
無印良品 泉中央セルバ