アトレ恵比寿MUJIBOOKS店内で毎日お伝えしている「今日のずっといい言葉」から、特に印象的だった言葉を週替りでお届けします。
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『銭湯図解』
出版社:中央公論新社 著:塩谷歩波 税込1650円 P88
今日のずっといい言葉
「泣きに行く銭湯」
心が疲れて泣きたくなったとき、人は心の拠り所が欲しくなると思います。
そんな心の拠り所を身近な銭湯に持つことができたら、とても幸せなことだと思いました。
大きなお風呂で足を延ばし、肩まで浸かって温まる。思わず、「はぁ」と声が漏れる。
一瞬にしてリラックスできてしまうこの気持ち良さは、一体何なんだろう。
銭湯のお風呂に入るひと時は、もちろん携帯電話やスマートフォンの持ち込みはできません。
だからこそ、溢れかえる情報からひと時だけ離れることができ、心身の癒しを存分味わうことが出来るのではないでしょうか。
日常の喧騒から離れることは、決して遠出しなければできないことではなく、身近な場所にも潜んでいるのだと思います。
「泣きに行く銭湯」は体だけじゃなく、心も裸になって自分自身を取り戻す場所なのかもしれません。
大切にしていきたいですね。
アトレ恵比寿 MUJIBOOKS担当 松居淳平
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