【イオンモールKYOTO】京都府京丹波産の稲わらでつくるしめ縄ワークショップ | イベントレポート

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2019/12/29

昨年に引き続き、12月21日にしめ縄づくりのワークショップを開催しました。
その様子をレポートします。

今年は京丹波町の稲作文化を伝えたいと京丹波町白土村つくり会のご協力のもと、6月に田植えをし、9月にはそのたわわに実った稲を刈りとるイベントを開催しました。

【その時の様子はこちらです】 ※クリックすると各イベントレポートに移動します。

 京都府京丹波町の稲作文化を伝える「田植え前編」・「田植え後編
 「京丹波町の稲、すくすく育っています
 京都府京丹波町の稲作文化を伝える「稲刈り前編」・「稲刈り後編

今回はその刈り取った後の稲わらを無駄なく使って、しめ縄をつくります。
講師は白土村つくり会の田渕さんと深川さんです。

稲わらを編みこんでいくことを「綯う(なう)」といいます。

稲わらを7本ずつ3束をとり、端をひとつにまとめてから綯いはじめます。。
両手のひらをすり合わせるようにしてまとめていくのですが、これが講師のようにスムーズに出来なくてみなさん苦戦されていました。
いつもとは反対の方向に力を入れて・・・・・・実際にやってみるとこれがなかなか難しい。

「普段とは逆の方向に手をすべらせて・・・」左手の平に乗せた稲わらを右手の平で押さえつけ、回転させつつねじるようにして縄をまとめていきます。

何度も何度も手を摺り合わせて、やっとコツがつかめたようです。

去年もご参加頂いた方はどんどんスムーズに稲わらを綯われます。
早い方は2本目にも挑戦されていました。

講師の先生のつくった見本のようにはなかなかまっすぐにはなりませんが、みなさんがていねいに綯ったひとつだけのしめ縄ができあがりましたよ。

田植え・稲刈りのイベントからしめ縄づくりまで、続けてご参加頂いたご家族もおられます。

毎日食べているお米ができるまでの一連の流れをイベントを通して、米づくりの大変さについても体験し、そうして自分たちがつくったお米の美味しさも実感していただけたのではないでしょうか。

「無駄なく最後まで使い、遂には自然に還る」

京丹波町わち山野草の森では正月飾りを正しく清め、感謝の気持ちを込めて燃やす「とんど焼」という行事が毎年行われているそうですよ。

みなさんがつくったしめ縄で素敵な新年を迎えられますように…

 

無印良品 イオンモールKYOTO