【イオンモールKYOTO】京都府京丹波町の稲作文化を伝えるー稲刈り・前編 | イベントレポート

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2019/10/25

すごしやすい気候となり季節の移りかわりを肌でかんじやすい日々が到来しました。
今回は9月22日に開催された「稲刈り体験」の様子をお伝えします。

6月に行われた「田植え」から今日までの間、定期的に草刈りをしていただいたりと白土村つくり会の方々のご協力を頂き、無事稲刈りの日を迎えることができました。
さて、田んぼの様子はどうなっているでしょうか?

みごとに黄金色に育った稲穂!秋の到来を実感します。
白土村つくり会の田渕様に京丹波町地域にについての紹介と稲作文化についてお話いただきました。
稲刈りには鎌を使用します。お子さまも参加されますので、使用の注意事項を参加者様全員で聞きます。

いざ稲刈り開始です!!

利き手ではないほうの手で稲穂をつかみ、鎌でザクッと一気に刈ります。
はじめは力の入れ具合がむずかしくジグザグジグザグと鎌を動かして刈る様子も見られました。
腰を落としながら鎌で刈り、移動していく作業は見ためよりも重労働。
鎌を使用する手も力が入り、翌日筋肉痛?!と笑う声も聞こえてきました。 

刈った稲穂は3束ずつ、交差においていき稲わらで結びます。
この作業が簡単に見えてなかなか難しく・・・
単純に結ぶのではなく稲わらを中に押し入れていくのはコツがいり「切れてしまった~」というお声もあがりました。

白土村つくり会のみなさまに協力いただき【稲木】をたてていただきました。

ここに稲穂をかけて天日干しします。
近年、乾燥機による乾燥作業が増えてきていますが、太陽光という自然エネルギーをたくさん浴びた稲穂から収穫するお米の味は格別です。

最後に全員でひと仕事。
稲を刈ったあとの田んぼに稲穂のついた落穂がちらほら。一列に並んで、田んぼの端から端まで歩き落穂を拾っていきます。
この落穂を集めれば一膳分のごはんにはなります!
むだなく自然の恵みに感謝して、全員で丁寧に拾っていきます。

すべてかけ終えたら作業は終了です。この光景を眺めると達成感もひとしおですね。

お子様たちにとっては、生き物にもたくさん出会える場所。
こんなおともだちも一緒に稲刈りを見守ってくれてました。

参加者のみなさまには「田植え」から「稲刈り」まで体験していただき、
普段毎日のように口にしているお米がどのようにして実っていくのかを身近に体験していただけたのではないかと思います。

次回のレポートでは、京丹波町の食豊かな食材をふんだんに使用した秋の味覚メニューのお昼ご飯・こけ玉づくりの様子をお伝えしていきます。
後半へ続きます。

 

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