【イオンモールKYOTO】京都府京丹波町の稲作文化を伝えるー田植えー 後編  | イベントレポート

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2019/07/30

田植え体験の前編に引続き、後編です。

参加者のみなさんが田植えを体験されている間に、無印良品スタッフがみんなのお昼ごはんを作ります。

白土村つくり会から、この辺りで収穫されたキヌヒカリと古代米の赤米をご提供頂き、このお米を使っておにぎりを作ることにしました。
願生寺の大きな炊事場をお借りして、6升のお米を炊きます。

1升が10合。換算すると、なんと6升だと60合ですね!
間違えないように数えながらお米を計り、大きなザルに取り分けて研ぎ始めます。
スタッフみんなこんなにたくさんのお米を炊くのは初めて!

そしてみんなの田植えが終わる頃に間に合うように、大急ぎで準備を始めます。


まずは赤米が炊き上がりましたよ。

ほんのりと淡い色のついた炊きたてのごはんは、塩むすびに。
赤飯のようなもちもちとした食感でとても美味しいんだそうです。

赤米を握っているあいだに、いそいでキヌヒカリを炊きはじめます。

おいしいおにぎりのコツは、とにかく炊き立てアツアツのご飯を握ることなんだそうです。
みんな手を真っ赤にしながら約150個ものおにぎりを握りました。

キヌヒカリには梅干や昆布などの具を入れてどんどん握りますよ。

おにぎりと一緒に京丹波産の食材を使用したお味噌汁もご用意しました。
京丹波産のしめじ・玉ねぎ・にんじん・お豆腐・ネギと、とっても具沢山。
お味噌汁に入れた人参の葉の部分がとっても新鮮で美味しそうだったので、お鍋でゆでて味噌和えを作ったり、差し入れいただいたフキでつけあわせも作りました。

田植えの作業ではたくさん汗をかくので、休憩の時に塩気のあるものを食べて塩分の補給をするんだそうです。しょっぱい梅干しやたくあんなどお漬物もご用意しました。

そろそろ、田植えが終わりそうです。
たくさんのおにぎりとお味噌汁を運び終えたら、お昼ごはんの準備は完了!

今回は参加者のみなさんに水筒やお箸、お椀の持参をお願いしていました。
各自お持ちいただいた食器に好きなおにぎりを選んだら、ゆっくりお昼ごはんにしましょう。

実はこのあたりの田には勾配があり、下のほうを流れている川よりもかなり高い位置の土地にあるため、川の水を下から引いてくることができません。
なので昔の人たちが山の湧き水で池を作り、そこから田んぼに水を引いてくるようになったとのこと。
きれいな湧き水で育てているから、このあたりのお米はおいしいんだそうです。

みなさんに食べていただいたおにぎりの味でもそのおいしさは充分実感いただけましたね。

米作りのいちばん最初の段階、田植えをしてその大変さについても参加者のみなさんに体験していただきました。

みなさんが植えてくれた苗がすくすくと育って、おいしいお米になるのがとっても待ち遠しいですね。

秋にはたわわに実った穂の稲刈りを予定しています。
田んぼの稲が育っていく様子はMUJI Passportアプリで配信していきますのでこれからもお楽しみに。

 

 

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