【イオンモールKYOTO】しめ縄ワークショップ|イベントレポート

キービジュアル画像:しめ縄ワークショップ|イベントレポート

イベント・地域情報/イベント

2018/12/25

12月17日(土)、京丹波町白土村つくり会のみなさまにご協力いただき、『京丹波産古代米の稲わらを使ったしめ縄づくり』のワークショップを開催しました。


古代米とは稲の原種といわれる野生の稲の特長を受け継いでいるお米です。

穂の色の違いが分かりますか?手前から黒米、赤米、現在米(コシヒカリ)の稲わらです。
この秋に収穫された稲わらが配られ、しめ縄づくりがはじまります。


わらを7本ずつ、3束にわけ、それをねじるようにしてまとめていきます。この作業のことを”綯(な)う”と言います。
講師の方はするすると綯っていくのですが、これがなかなか難しいようです。

手をすりあわせるようにして、とても上手に綯っている女性がおられました。
お話を聞くと、わらぞうりをつくられた経験があるということで、手の感覚を思い出しながら作業されていました。

講師の方のすすめでスタッフも挑戦してみました。
「ここまでは講師の方がしてくれたんですが、私たちがすると全然違うんです!」

講師の方に見せてみると逆方向にねじっていたので、ほどいてもう一度やり直し。

今度は上手くできました。古代米の稲わらがほんのり紫色でアクセントになります。


付属物を付けると完成です。

田舎の各家庭では、昭和40年代ごろまでは稲刈りを終えた後のわらを使用して、その家のおじいさんやおばあさんが独自のしめ縄をつくっていたそうです。
慣れない作業に難易度の高いワークショップでしたが、わらを綯うという貴重な体験をしていただけました。

今回綯ったしめ縄で、新たな年をお迎えしていただけますように。

 

無印良品 イオンモールKYOTO

← 前の記事へ

次の記事へ→

← 前の記事へ

次の記事へ→