広沢池の西に広がる嵯峨野で今年も6月上旬に田植えイベントを開催しました。先日より京都の良いものをもっと皆さんにお届けしようと販売の始まりました京都のお米「古今嵯峨米(ここんさがまい)」。こちらは去年1年間を通して米づくりを体験したお米も使われています。
稲穂たなびく水田と山裾に竹林の広がる嵯峨地域の景観、在来種や希少種を含む多様な生物を保全し、次の千年に引き継ぐため「古今嵯峨米」ブランドが立ち上がりました。
景観保全のため竹林を間伐し、その際に発生する竹チップを発酵させて堆肥として土づくりに利用する。地域の資源を活用した米の栽培に取り組んでおられるアドプランツコーポレーションさんに今年もご協力いただき田植えを行ないます。
開催の数日前から大雨が降り続いていていましたが、当日は雨もやみ、風もあって暑すぎることもなく気持ちの良い気候となりました。田植えはあらかじめ張られたテープに沿って手前に苗を等間隔に左から右へ4カ所植えたら一歩下がって、また4カ所植えて・・・をどんどん繰り返します。
みなさん泥んこになりながらも、どんどん植えて1時間ほどで一面を植え終えることが出来ました。
そして田んぼから戻ったら、古今嵯峨米のたきたてあつあつのごはんでおにぎりをつくります。
さっき植えた苗が育つと、こんなにおいしいお米になるんだ!とみなさんに好評でした。
お米は粒の大きさを揃える選別をしてから出荷します。その中から小粒だったり、割れ・欠けのあったお米をつかってポン菓子をつくっていただきました!
3、2、1!とみんなでカウントダウンした後に、ポーーーンッと大きな音が鳴ってお米が一瞬でふくらみました。
アツアツのポン菓子は何も味付けしなくてもとっても香ばしくて!砂糖蜜をかけてふんわり甘く味付けしたものも大人気でした。
次は9月頃に稲刈りを予定しています。皆さんが植えてくれた苗の成長がたのしみですね。美味しいお米になりますように!
歴史的風土特別保存地区に指定されている京都嵯峨野。古都の景観をこれからも一緒に守り、次の世代へ伝えていきましょう。
無印良品 イオンモールKYOTO