先日のおたよりで、『いつものもしも』という普段使いするもので非常時にも役に立つ備えについてお話しました。
【リンク】防災について考えてみる 1|いつものもしも
今回は、いつものもしもセットの中から、『携帯セット』よりは日常で使う頻度は少ないかもしれないけれど、一度試してみてほしい『持ち出しセット』と『備えるセット』を紹介します。
『いつものもしも 持ち出しセット』
『携帯セット』の一式に加え、
『撥水サコッシュ・黒』
『コンパクトヘッドライト』
『エマージェンシーシート』
『大判ボディシート』
『耳栓・ケース付』
の合計11点のセットになっています。
“非常時”に使うものを“普段”も使っていると良い理由の中に、【普段から使っていると、非常時に使い方(操作方法)で困らない】というのがあります。
ただ『持ち出しセット』で言えば、『コンパクトヘッドライト』や『エマージェンシーシート』は普段使う機会があまりかもしれませんね。
なので、使い方や特徴はあらかじめ確認しておきましょう。
まずは、『コンパクトヘッドライト』
この『コンパクトヘッドライト』は、名前の通り頭に装着して周りを照らすことはもちろん、首から下げて使用することもできます。
ボタンは1つ。
点灯・点滅・消灯の3段階。
とてもシンプルですね。
暗い中で行動することも考えられる非常時には両手が空く明かりがとても便利です。
ライトの裏にクッションがついていたり、バンドに滑り止めがついているので、頭に装着した時にずれにくく痛くない作りになっています。
裏についているクリップも便利。
バンドを付けずにクリップライトとしても使用できます。
災害時はもちろん、一人で街灯の少ない夜道を歩くときなどに付けるという普段使いにも。
次に『エマージェンシーシート』
『エマージェンシーシート』は、名前の通りエマージェンシー(非常時)用のシートです。
「エマージェンシーブランケット」や「サバイバルシート」と呼ばれることもあるそう。
極薄素材で毛布や布団が確保できない状況での使用を想定して作られています。
被ってみるとこんな感じ。
ペラペラでコンパクトなのに、くりかえし使うことができる防寒アイテムです。
『持ち出しセット』は、セットの『撥水サコッシュ』にまとめることができます。
このサコッシュ、想像以上に容量がありますね。
“もしも”の時、両手が空き、比較的軽量なサコッシュは家から避難する際にぴったりです。
上の写真では『携帯セット』一式をいっしょに入れていますが、災害時に多いと言われる空き巣対策として通帳や印鑑などをセットにして代わりに入れておくのもいいなと思いました。
そして、『携帯セット』を普段から使えるといいですね。
持ち出ししやすいように、自分がよくいる場所や出入口に近い場所の目につく位置での保管がおすすめです。
『いつものもしも 備えるセット』
『携帯セット』『持ち出しセット』の一式に加え、
『袖口が長い軍手』
『非常用トイレ』
『キャンドル・ミニ 無香タイプ』
『巻いて結べるタオル 極薄手 生成』(※1枚)
の合計15点がセットになっています。
普段は、キャンプやアウトドアにも使えそうです。
この『備えるセット』は、パッケージの箱での保管がおすすめ。
取り出しやすい棚に置いていても、インテリアを邪魔せず、生活になじみます。
これなら、“もしも”の時もサッと取り出しやすいですね。
このセットはあくまで“基本”の備えのセットです。
“自分だったら何が必要なのか”考えてカスタマイズしていくことで、“もしも”の時に役立つ備えになるはず。
この機会にぜひ、自分の防災を見直してみてくださいね。
【リンク】いつものもしも
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