三重県津市を拠点に活動する陶芸家のご夫婦が営む『小さな陶芸教室安藤屋』さんによる
『耐熱粘土でうつわをつくろう』ワークショップを開催しました。
今回は、このワークショップのイベントレポートをお届けします。
今回つくったうつわは、【耐熱粘土】という粘土を使用。
名前の通り耐熱なので、直火やオーブンでも使える優れもの。
今回は、【たたらづくり】といわれる技法でうつわをつくっていきます。
均一な厚さにスライスした耐熱粘土のプレートを石膏型にかぶせていきます。
余分な粘土をカットしていくと、
立派なシイタケができあがりました。
というのは冗談ですが、まるでシイタケのような佇まいですよね。
この状態から、このワークショップの1番のお楽しみ“装飾”です。
スタンプや道具を使って模様をつけていきます。
最初はどういうふうにしようと悩んでいても、スタンプを押し始めるとどんどんノッてきている様子がとても印象的でした。
この凹凸ができあがった時にいい味になるんだとか。
装飾ができたらうつわの縁を整えて、取手をつけて完成です!
同じ材料、同じ道具、同じ先生なのに一人ひとりの個性を感じますね。
ちなみに今回特に人気だったのが、文字スタンプの『2020』
このうつわをつくったことや2020年のできごとを思い出したりするのかなと、未来でこのうつわを使っている時のことを想像してしまいます。
参加者のみなさんからも「楽しかった!」「土にさわるっていいね!」「できあがりが楽しみ!」といった声が多く聞かれました。
講師の安藤大悟さん・さと子さんも、「出張ワークショップは初めてだったので、ドキドキしていたのですが、どの回も和気あいあいとした和やかな雰囲気でとても楽しくワークショップができました!参加者のみなさんの作品に一つひとつ個性があって焼き上がりが楽しみです!」とのこと。
焼きあがってお渡しできる時期は、3月中旬ごろを予定しています。
どんなうつわになっているのかとても楽しみですね。
無印良品 名古屋名鉄百貨店