『ごんぎつね』『手袋を買いに』などで知られる童話作家・新美南吉(にいみなんきち)さんは、愛知県知多郡半田町(現在の半田市)岩滑(やなべ)に生まれました。
彼の作品には、生まれ育った岩滑区を舞台に、庶民やこどもの暮らしや身近な自然を描いたものが多く残っています。
半田市を拠点に活動するNPO法人ごんのふるさとネットワークさんをパートナーにお迎えし、展示会『半田 新美南吉の言葉と風景展』を開催します。
新美南吉さんの作品に感銘を受け、彼の残した言葉や情景を現代に伝えたいという思いから、NPO法人ごんのふるさとネットワークでは、半田の地で様々な活動を行っています。
たとえば、『ごんぎつね』のお話の中で、兵十がおっかあの為にウナギを捕っていた矢勝川の土手に一面の真っ赤な彼岸花の光景があります。
この光景を今の時代にも残そうと地元のたくさんのボランティアの方々といっしょに300万本もの彼岸花を手入れをしながら守っているそうです。
そうした”今の半田”になる懐かしい景色の写真と新美南吉さんの言葉を展示しています。
その他にも新美南吉さんの本を読める図書コーナーなどもありますので、ゆったりと楽しんでもらえたら。
『半田 新美南吉の言葉と風景展』を観覧してもらったら、会場で配布している『ごんぎつねと旅するHANDA BOOK』を片手にぜひ半田まで訪れるのもおすすめです。
このかわいい表紙が目印ですよ。
展示期間中、24日(※)を除く毎週土日の11~16時には、ごんのふるさとネットワークさんが在廊予定です。
在廊中は、新美南吉さんのグッズや本展のオリジナルアイテムも販売していますので、お見逃しなく。
※6月24日(土)は、『半田 新美南吉のふるさとを歩こう』の開催のため、在廊はありません。
詳しくは下記リンクよりご確認ください。
懐かしい景色とあたたかい言葉。
新美南吉さんの言葉と半田の風景をお楽しみください。
『半田 新美南吉の言葉と風景展』
2023年6月1日|木|—6月25日|日| 10:00―20:00
無印良品 名古屋名鉄百貨店 OpenMUJIイベントスペース
●6月10日|土|・11日|日|・17日|土|・18日|日|・25日|日|の11—16時在廊予定
●在廊中に限り、新美南吉さんにまつわるグッズの販売会を同時開催
リンク|半田 新美南吉の言葉と風景展
リンク|半田 新美南吉のふるさとを歩こう
無印良品 名古屋名鉄百貨店