みなさん、こんにちは。
無印良品 自由が丘のスタッフが、お店周辺のおすすめスポットを紹介する取り組み、
JIYUGAOKA to GO。
今回登場するのは、
「保護猫カフェ 駒猫」です。
※以下、「駒猫」と表記します。
2018年に開業した「駒猫」は、
さまざまな事情から保護された猫たちが店内でのびのびと暮らしつつ、家族との新しい出会いを待っている、
「里親募集型」の猫カフェ。
駒沢公園すぐそばのビル4階にあり、
晴れた日には大きな窓から青い空と公園の緑が一望できます。
お店のコンセプトは、
「来るだけで保護猫の支援になる」。
その詳細について店長の吉田清美さんは、
「ご利用料金と引き換えに猫たちと触れ合い、遊び、写真を撮るだけで、彼らの居場所を守る助けとなる」と語ります。
(左:店長の吉田清美さん)
吉田さんは自身が動物愛護に携わるようになった原点を、
「小学生の頃、愛犬が病気を理由に殺処分されてしまったこと」と振り返ります。
以来、「たくさんの動物を救いたい」という思いを抱きつつ、
会社員として働くかたわら、動物愛護団体への寄付を行ってきたそうです。
2008年には、
それまで勤めていた会社を辞め、ペットシッターに転身した吉田さん。
やがて「喫茶店の中で猫と人が触れ合う、新たな『保護猫の居場所』を作りたい」と考えるようになります。
「当時は保護猫カフェという業態そのものがほとんどなく、ぼんやりと抱いたビジョンのひとつだった」と吉田さんは語ります。
転機が訪れたのは2014年。
とあるNPO法人が運営する保護猫カフェから猫を引き取ったことがきっかけで、
吉田さんは、その保護猫カフェをボランティアとして手伝うことになります。
活動を重ねるうち、
「これこそ、かつて思い描いた『保護猫の居場所』の理想形だ」と感じ、
少しずつ自分の保護猫カフェを開業するための準備を始めたのだそうです。
そして2018年、
吉田さんの懸命な物件リサーチと、猫を助けたいという熱意が実を結び、
駒沢公園すぐそばという好立地に「駒猫」は開業しました。
保護猫のために全てを捧げようとする吉田さんの強い意志が、
「駒猫」開業のための全ての縁を繋いだのです。
「駒猫」の今後の展望を尋ねると、
「猫たち一人ひとりに愛情を注ぎつつ、生涯愛してくれる家族を見つける手助けを、保護猫がいる限り続けたい」と吉田さんは言います。
そして保護猫のために私たちができることとして、
「できる人ができることを、できる範囲で行うことが大切。それは保護猫たちの写真を撮って、SNSにアップロードするだけでも構わない。保護猫の存在を周知することが、彼らを救う一手になる」とお話ししてくださいました。
(猫たちのリーダー的存在で、看板猫も務める涼くん。彼だけは吉田さんが引き取り、「駒猫」と歩みをともにしている)
いかがでしたか。
保護猫と人がゆったりと触れ合える都会のオアシス、「駒猫」。
世田谷・目黒区域にお越しの際は、無印良品 自由が丘と併せてお立ち寄りください。
無印良品 自由が丘からは、
自由が丘駅正面口のロータリーから「駒大深沢キャンパス前」行きのバスに乗り、住宅街の風景をゆったり眺めながら向かうのも一興です。
JIYUGAOKA to GOについて、もっとくわしく知りたい方は、
こちら
「駒猫」の住所や営業時間などの詳細は、
当店ページの「周辺情報」のタブからご覧ください。
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