無印良品 ■■福田屋ショッピングプラザ宇都宮■■ です。
いやいや、そんなはずはないと薄々気づいていたんです。
こんな小春日和から、「本当の春」にそのままなってしまうことなんて、あるはずないんですよね・・・。
この頃、暦の帳尻を合わせるかのように、夜になると軒並み氷点下が続くようになりました。
ですが、まだ何故だか雪が積もっていませんよね。(毎年1、2度、国道4号線で怖い思いをします。)
栃木の冬は、雪が降る前が一番寒いと聞いたことがあります。まだ先でしょうか。
先週の朝、お湯を沸かそうと蛇口を捻りました。
すると・・・?!水が、出ない!
ハッとした瞬間、堰を切った様に水が溢れ出ました。
私は、宇都宮よりも少し北の出身なのですが、実家にいた時、冬の夜はある”ルーティン”を母から課せられていました。
それは「寝る前に、家の全ての蛇口を捻って水をチョロチョロと出してまわること。」
それを忘れようものなら、翌日の朝、母の怒号で目を覚ますことになります。
何故ならそれより前に、水道管が凍結して破裂し、床を水浸しにした苦い思い出があったからです。
ふとそんなことを思い出し、私は蛇口から溢れ出てきた水を見ながら、前日の「水道管凍結注意!」という天気予報を思い出しました。
一人暮らしにも慣れ、母の言いつけも、忘れていたある朝、「本当の冬」を感じました。
それでも暑いのも、寒いのも「ほどほど」がいいなと思ってしまうのは、やっぱり人間の性でしょうか。
今回のブログはシリーズ連載『ワタシのMUJI』Vol3です。
そんな今日のテーマも、人それぞれの「”ほどほど”の感覚」についてを考えてみます。
今回「ワタシのMUJI」を紹介してくれるのは、なんと入社16年目のKさん。
言わずもがな、超ベテランさんです。
小さなお子様もいらっしゃる主婦さんです。
以下インタビュー/私)
私)「早速、Kさんのお気に入りを教えてください!」
Kさん)「私のお気に入りはこれ、『
マイルドミルククレンジング』です」
私)「あ、お化粧を落とすクレンジング材ですね!どんな所が気に入ってますか?」
Kさん)「そうですね、以前はオイルのクレンジングを使用していたんですけど、私は合わなかったんですよね。
でも、この『
マイルドミルククレンジング』は洗った後もしっとりしてるんです。」
【クレンジング】って一言で言っても、無印だけに関わらず、多種多様な種類がありますよね。
何が違うのか、ふと疑問に思いました。
私)「え?どんな所が合わなかったんですか?」(そう、このシリーズは「正直がモットー」ですからね。)
Kさん)「私、乾燥肌なんですよね。オイルクレンジングは結構洗浄力が強い気がする。だから洗った後、突っ張る感じがして・・・」
Kさんはナチュラルな薄付きのメイクです。ご自身も薄い方が好きと仰っていました。
私)「そうそう、クレンジングっていっぱいあるじゃないですか?洗浄力の順番ってどうなんですかね?」
Kさん)「確かに、気になるかも・・・」
ってなわけで、色々な資料を確認しつつ、順番をつけてみました。(※あくまでも私たちの見解です)
こんな順位となりました。
私)「こう見ると結構種類ありますよね。」
Kさん)「そうですね。やっぱりオイル系は洗浄力が高いからしっかりメイクの方向けかな。それに洗顔自体も時間がかかるイメージ。
『
マイルドミルククレンジング』は乳液みたいな感触で、洗顔もあんまり時間かけなくてもいいんです。」
なるほど。乾燥肌の人は洗顔も短くした方が肌にも負担が少なくて、ちょうどいい油分を保てるという訳ですね。
私)「Kさんの使い方も教えてください!」
Kさん)「私は、一日の終わりに使います。私は2プッシュ位かな?目安でいうとこのくらい」
500円玉よりもちょっと大きめ位です。
「マッサージするように使います、その後に洗顔。大体10分位で終わりますよ。
そうそう、必ず乾いた手にとってそのまま顔につけた方がいいです。ミルクでも洗浄力が半減してしまうから。」
私)「そうなんですね、初めて知りましたよ~。今度お客様にもそんな風におすすめしてみます。」
Kさん)「私、実際におすすめしたことありますよ。それに無印は携帯用もあるから試しやすいですよね。」
確かに直接肌につけるものだから、いきなり大きなサイズで失敗すると残念ですよね?
携帯用はやっぱり便利です。
しかも、化粧水や乳液ならともかく、クレンジングは試さなきゃわからないから、実際使っているKさんの感想はとても参考になりました。
使うことで初めてわかること、気づくことは色々あります。
今回はクレンジングをご紹介しましたが、人によって、特に五感が関わることは千差万別なもの。
その感覚を身をもって味わうと、自分なりの「ほどほど」がわかって、誰かと比べることのない本当の心地良さがわかるんだと思います。
「ワタシのMUJI」はこれからも、「ほどほど」が持つ感覚を大切に伝えていければと思います。
是非次回もお楽しみに!