創業明治18年、海苔だけにこだわり続ける海苔問屋

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諸国良品

2021/03/12

海に囲まれた日本では、海苔は身近な食材で、江戸時代から養殖技術の開発が始まりました。産地としては、有明海や瀬戸内海が有名ですが、愛知県にも、良質な海苔があります。
秋になると伊勢湾、三河湾の沿岸には、海苔養殖の竹が広がる光景が見られます。豊かな海、内湾の穏やかな潮の流れはおいしい海苔が育つ大切な条件です。
 

愛知県鬼崎と西三河は、養殖場が日本アルプスや濃尾平野を流れる木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の河口の近く。大地の栄養分が濃い漁場で、旨みが濃く、香りが良い海苔が採取されます。その味の良さから、料亭や寿司店から産地指定で使われることも多いそうです。

 

山ヨ榊原商店は、明治18年創業の東三河の海苔問屋。少し離れた鬼崎、西三河エリアまで買い付けに行くのは、やはり海苔の質の良さから。初摘みといわれる、その年の収獲が始まる、一番最初に摘み取られる海苔のみ、仕入れます。

 

本来の海苔のおいしさは、やわらかさと甘さ、そして香りの良さとのこと。特に初摘みの海苔は、柔らかく、持つとふっと指につくそう。特に鬼崎の初摘み海苔は、新芽ならではの、口どけと香りが格別だそうです。

 

鬼崎漁協より仕入れた初摘み海苔は、鮮度を保つため冷凍保存します。製造の直前に、丁寧に伸ばし、温度帯を変えながら、時間をかけて、2度焼きします。2度焼きをすることで、うまみが凝縮されます。

 

質の良い初摘み海苔を、一番良い状態でお客様に渡したい。素材を大切にする、海苔一筋の海苔問屋のこだわりです。

生産者紹介

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    株式会社 山ヨ榊原商店 詳細

    株式会社山ヨ榊原商店は、創業明治18年、海苔だけにこだわり続ける海苔専門店。先祖代々、言い継がれてきた「自分たちで食べて納得のいかない海苔は販売するな」を心に刻み、仕入れから製造・加工・販売まで一貫して行い、海苔の品質管理を徹底しています。美味しい海苔だけにこだわること、安心・安全に食していただけるよう無添加にこだわり、海苔を焼き上げます。                                               

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